今週の真田丸:第20回「前兆」 茶々が妊娠 秀吉が狂気に走る

「真田丸」の第20回「前兆」の一場面=NHK提供
1 / 8
「真田丸」の第20回「前兆」の一場面=NHK提供

 俳優の堺雅人さんが主演するNHK大河ドラマ「真田丸」の22日放送の第20回「前兆」では、秀吉(小日向文世さん)の側室となった茶々(竹内結子さん)が子を身ごもる。また、秀吉が狂気に走る“前兆”が描かれる。

ウナギノボリ

 「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけている。

 15日放送の第19回「恋路」は、真田信繁(堺さん)と茶々が急接近したほか、家康(内野聖陽さん)が、信繁の兄・信幸(大泉洋さん)と、本多忠勝(藤岡弘、さん)の愛娘・稲姫(吉田羊さん)の政略結婚を持ちかける……という展開だった。

 第20回「前兆」は、豊臣政権の信頼を揺るがしかねない事態が起こる。茶々が子を身ごもり、秀吉は有頂天になるが、城下ではそれをからかう落書きが発見される。信繁は石田三成(山本耕史さん)や大谷吉継(片岡愛之助さん)と犯人探しに乗り出すが、捜査は難航する。

 怒りがおさまらない秀吉は、犯人が見つからなければ、門番や町人たちまでをも処刑すると言い出す。豊臣政権への信頼を揺るがしかねない事態に、秀吉の正室・寧(鈴木京香さん)は重い口を開き、狂気に走る秀吉を止めようとする。また、政略結婚を持ちかけられた信幸には、おこう(長野里美さん)という病弱な妻がおり、おこうの今後にも注目だ。「真田丸」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

写真を見る全 8 枚

テレビ 最新記事