小栗旬:ワンピース新作で敵役声優

「ワンピース ~ハートオブ ゴールド~」で声優を務める小栗旬さん
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「ワンピース ~ハートオブ ゴールド~」で声優を務める小栗旬さん

 俳優の小栗旬さんが、人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の新作テレビアニメ「ワンピース ~ハートオブ ゴールド~」(フジテレビ系)でゲスト声優を務めることが23日、分かった。新作アニメは劇場版アニメ「ONE PIECE FILM GOLD」(7月23日公開)の前日譚で、小栗さんは主人公・ルフィの敵キャラで“最凶のトレジャーハンター”マッド・トレジャーを演じる。

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 完全新作アニメの「ワンピース ~ハートオブ ゴールド~」は、謎の秘宝“ピュアゴールド”に隠された、とある親子の絆を描く。ルフィら麦わらの一味が航海をしている最中、トレジャーハンターのマッド・トレジャーたちから襲撃に遭う。彼らはピュアゴールドを手にする方法を知っている少女・オルガを探していた。ルフィたちもピュアゴールドを獲得しようとトレジャーたちとバトルを繰り広げようとするが……という内容。監督は、劇場版前作「ONE PIECE FILM Z」を手掛けた長峯達也さん、脚本はドラマ「謎解きはディナーのあとで」(2011年)や「ようこそ、わが家へ」(15年)などの黒岩勉さんが手がける。7月16日午後9時から放送される。

 小栗さんはこれまで、「ドラえもん」「鋼の錬金術師」「スポンジ・ボブ」「バケモノの子」などで声優を務めてきたが、ワンピースの声優は初めて。オファーが来たとき、「良い役が回ってきてすごくうれしかった」と喜んだという。また、ワンピースといえば「ゼハハ」「ヒーハッハ」などと、敵キャラクターの語尾に特徴があるが、小栗さん演じるトレジャーは「ジャララララ」という声を発するといい、「台本をもらったときは“これどうしようか”と思いました(笑い)。でも恥ずかしがっても仕方がないので最初から思い切り“ジャララララ”と言いました」と振り返った。

 企画を務めたフジテレビの狩野雄太さんは小栗さんの起用理由について「“どうしても小栗旬さんが敵役でルフィと対峙(たいじ)する姿を見てみたい”という思いもあり、今回ご出演をお願いしました。予想通り、とても素晴らしい声質・演技なので、ぜひご期待いただけましたら幸いです」とコメントしている。

 「ワンピース」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子の青年ルフィが、海賊王を目指して仲間とともに大海原を冒険する姿を描いた尾田栄一郎さんのマンガ。1997年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、99年からテレビアニメが放送されており、コミックスの累計発行部数は3億2000万部以上を誇っている。

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