水曜日のダウンタウン
名探偵津田 第3話 怪盗vs名探偵~狙われた白鳥の歌~
12月18日(水)放送分
お笑いコンビ「バナナマン」の設楽統さん、「おぎやはぎ」の小木博明さん、バカリズムさんがこのほど、東京都内で芸人大喜利王決定戦「IPPONグランプリ」(フジテレビ)のスピンオフ番組「IPPONスカウト」「IPPANグランプリ」(同)の収録を行った。長年親交があり、IPPONグランプリでいずれも優勝経験がある3人に、同番組や大会チェアマンを務めるお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんについて、また3人が出演するIPPANグランプリなどについて語ってもらった。
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◆IPPONグランプリは「賞レースみたいな感じ」
「IPPONグランプリ」は、「お台場笑おう会」という団体が大喜利を愛する芸人10人を招待し、その中でナンバーワンを決めるという大喜利バラエティー。松本さんが大会チェアマンを務め、第15回となる今回は11日午後9時から放送される。設楽さん、小木さん、バカリズムさんは、いずれも優勝経験者で、優勝すると周囲の反応も違うそうで、設楽さんは「おめでとうございますって、すごい言われますね」と明かし、小木さんも「漫才とかの本当の賞レースみたいな感じだよね」と影響の大きさを語る。
IPPONグランプリを戦う上での苦労について、設楽さんは「回答を出そうと思っていてもボタンを押さないと言えないから、出したいときに出せないのが相当難しい。他の人がそれ(同じ)系統の回答を出したら、そのジャンルのやつは全部出せないから」と明かす。小木さん、バカリズムさんも賛同し、小木さんは「考えて“テンパって”いるのかわからないけど、人の答えを聞き忘れていることがあって。俺が出したときにもっとウケると思ったら、結構かぶっていたときがあって、すごい恥ずかしかった」と苦笑交じりに振り返る。
大会チェアマンの松本さんについて話が及ぶと、設楽さんは「(収録の)最初のうちは松本さんにつまらないやつと思われたくないという気持ちがあるんですが、始まっちゃうと結構集中しちゃうんですよ」と松本さんのコメントは気にならない様子で、バカリズムさんも「そうだね」とうなずき、「オンエアで見て、IPPON取れてないけど、松本さんは“これはこういうふうにフォロー”してくれていたんだとかはある」とその心遣いに感謝。小木さんも「やっている最中は全然(気にならない)」と明かしている。
番組放送後の15日には、第13回大会(2015年5月23日放送)と設楽さんが優勝した第14回大会(同年11月14日放送)のDVDが2巻同時発売される。設楽さんは「こんないいDVDはないよね。俺からしたらうれしくてたまらない。遅れてもらった副賞みたい。(優勝は)2回目で、1回目優勝してからもう6年くらいたっていて、出演するたびにもう優勝できないと思っていたから」と笑顔で喜びを語ると、小木さんは「第4回も一緒に売ってほしい」と自分の優勝回の“再販”をお願いして笑いを誘った。
◆スピンオフ番組でロケ&他局放送を提案?
3人が収録を行った「IPPONスカウト」は、大喜利が得意な芸人の中から「IPPONグランプリ」の本戦出場者を決定する番組で、4日午後3~5時放送。また、「IPPANグランプリ」は視聴者の回答を紹介するという内容で、7日深夜に放送する。
3人での番組出演に小木さんは「自分で言うのもなんなんですが、いい3人だなと(笑い)。昔からの付き合いですし。舞台で考えればもう20年くらい一緒にやっているような関係。その中でも好きな2人だったんで。こういうところで出会えるのはうれしいですね」と本音を明かし、バカリズムさんは「IPPONグランプリのスピンオフ的な番組だったんですが、こっちも独立した番組としても、楽しんでますね。もう一本立ちしてもいいじゃないかな。こっちはこっちで別の面白さがあるんで、そろそろたまにはロケ行ったりしてもいいんじゃないかなって(笑い)」と提案。小木さんも「違う放送局でもいいよね(笑い)」と話し、笑いを誘った。
設楽さんは「バカリズムとは一緒に番組(そんなバカなマン)やっているので定期的に会えるけど、小木さんとやっぱ会わなくなるんですよ。昔はずっと一緒にいたのに」としみじみと語り、「一緒の仕事がないと会わないよね。久しぶりに会えてうれしい」と喜んでいた。
今回の収録について、設楽さんは「昔から知り合いだからか、ヒデ(バカリズムさん)が急にほかの現場より、昔の“とがった”ヒデが顔をのぞかせる。小木さんはもともと失礼なことを言う人だけど、他の番組よりも鋭利な言葉が出やすい番組だな」と感想をぽつり。すると、バカリズムさんは「ははは(笑い)。それは組み合わせだと思うんですよ。止める人がいないから、ここって。キツめのことを言ってこの2人を笑わそうとするんです(笑い)。普段はしないんですが(今回は)設楽さんが喜んでくれるかなって」と釈明し、小木さんも「そうだよね。設楽さんを喜ばせたいんだよね」と賛同した。
そのやりとりに設楽さんは「いやいやいや、そんなのないよ。俺が“全て”みたいなこと。自分たちが言いたいから言っているだけじゃん!」とクレームをつけるも、バカリズムさんから「ここでの設楽さんもだいぶ口が悪い」と“反撃”され、「いやいや、俺も気をつけているんだけどね。ここはどうしてもうつっちゃう」と苦笑いを浮かべていた。
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