アニメ1週間:「虐殺器官」が今冬公開 「タイムボカン」新作のメカデザインに大河原邦男

「タイムボカン24」のビジュアル(C)タツノコプロ・読売テレビ
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「タイムボカン24」のビジュアル(C)タツノコプロ・読売テレビ

 1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(5~11日)は、公開延期が発表されていた劇場版アニメ「虐殺器官」が今冬公開されるニュースや大河原邦男さんが人気アニメ「タイムボカン」シリーズの新作「タイムボカン24(トゥエンティーフォー)」のメカデザインを手がける話題などが注目された。

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 7日、音楽プロデューサーのヒャダインこと前山田健一さんが、人気アニメ「プリキュア」(ABC・テレビ朝日系)シリーズの第13弾「魔法つかいプリキュア!」の後期エンディングテーマ「魔法アラ・ドーモ!」の作曲を手がけたことが分かった。前山田さんが「プリキュア」の楽曲を手がけるのは初めて。新エンディングテーマは、キュアミラクル役の高橋李依さん、キュアマジカル役の堀江由衣さんに加え、新キャラクターのキュアフェリーチェ役の早見沙織さんが歌い、7月3日から放送される。

 8日、KADOKAWAが、音楽とアニメの映像の融合をテーマとした音楽イベント「かどみゅ!」を9月4日、NHKホール(東京都渋谷区)で開催することが分かった。KADOKAWAがアニメ関連の音楽イベントを開催するのは初めて。二次元(アニメやマンガなど)と三次元(ライブや舞台)が融合した“2.5次元”的な体験型イベントを目指すといい、茅原実里さんやいとうかなこさん、西沢幸奏さん、Machicoさん、鈴木このみさんらが登場する。

 9日、携帯液晶ゲーム機やアニメが1990~2000年代に人気を集めた「デジタルモンスター(デジモン)」シリーズの新プロジェクト「デジモンユニバース アプリモンスターズ」のテレビアニメが10月にテレビ東京系でスタートすることが分かった。「ドキドキ!プリキュア」などの古賀豪さんがシリーズディレクターを担当し、「妖怪ウォッチ」などの加藤陽一さんがシリーズ構成、「ガンダムビルドファイターズ」などの大貫健一さんがキャラクターデザインを担当する。内山夕実さんが主人公・新海ハルの声優を務めるほか、菊池こころさん、高木渉さんが声優として出演する。

 9日、「タイムボカン24」が、読売テレビ・日本テレビ系で10月から毎週土曜午後5時半に放送されることが分かった。「ヤッターマン」「機動戦士ガンダム」などの大河原邦男さんがメカデザインを手がける。「妖怪ウォッチ」などで知られる「レベルファイブ」が企画協力と、キャラクターメカ原案を手がけ、同社の日野晃博社長がクリエーティブプロデューサーを務めることも話題になっている。

 10日、アニメ制作会社「マングローブ」の破産に伴う製作体制見直しのため、公開延期が発表されていた「虐殺器官」が今冬、公開されることが明らかになった。マングローブに代わり、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」の編集長も務めた山本幸治チーフプロデューサーが設立した新スタジオ「ジェノスタジオ」が製作する。主人公のクラヴィス・シェパードや航空機のフライングシーウィードが描かれた新規カットも公開された。

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