ライフ2:史上最悪の殺人犯と闘う女刑事 話題の新連載開始

「ライフ2 ギバーテイカー」が表紙を飾った「月刊アフタヌーン」(講談社)8月号
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「ライフ2 ギバーテイカー」が表紙を飾った「月刊アフタヌーン」(講談社)8月号

 コミックスの累計発行部数は1000万部超で、ドラマ化もされた人気マンガ「ライフ」のすえのぶけいこさんの新連載「ライフ2 ギバーテイカー」が、25日発売の「月刊アフタヌーン」(講談社)8月号で始まった。前作は学校の過酷ないじめを描いたが、今度は「ライフ」の名を冠して、史上最悪の殺人犯に挑む女刑事の闘いを描く。

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 第1話「殺人騎士」では、出勤前に妹の写真に向かって敬礼する女刑事・倉澤の姿が描かれる。凶器を持つひったくり犯に跳び蹴りを入れて現行犯で逮捕し、上司から「むちゃな行動はするな」と注意されても「怖いものなんて無いんで」と言い切り、同僚から「男前」と言われるスーパーウーマンの倉澤だが、彼女の心には大きな心の傷があった……というストーリーだ。「ライフ2」の舞台や主人公は前作とガラリと変わったが、「ライフ」シリーズの定義を「困難に立ち向かう女性」と捉え、「ライフ」のタイトルを付けたという。

 「ライフ」は、「別冊フレンド」で2002~09年に連載された人気マンガ。高校1年生の少女が、執拗(しつよう)ないじめに遭い、自殺未遂に追い込まれながらも、周囲の助けを得て立ち向かい、人の心を動かしていくなど成長する……という内容。いじめの過酷さをえぐり出すような描写も話題となり、06年度の講談社漫画賞少女漫画部門を受賞した。07年には北乃きいさん主演でドラマ化もされた。

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