人気グループ「TOKIO」の長瀬智也さんが25日、東京都内で行われた主演映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」(宮藤官九郎監督)の初日舞台あいさつに主要キャストとともに登場。同作が輪廻転生がキーワードになっていることから、「生まれ変わるなら誰か?」という質問に長瀬さんは「クドカンになってみたい」と回答。「かれこれ15、6年一緒に仕事させてもらっている。客観的な自分を見ることができそう。自分の知らないことがわかりそう」と感慨深そうに語った。
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長瀬さんと宮藤監督は、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」(TBS系、2000年)や「タイガー&ドラゴン」(同、05年)、映画「真夜中の弥次さん喜多さん」(05年)など多くの作品でタッグを組んでおり、長瀬さんの回答に客席からも納得の声が上がった。宮藤さんは「朝起きたら体中痛いし、変なため息ばかりつくし、俺になったらつらいよ……」と照れ隠ししていた。
映画は、修学旅行中に事故で地獄へ落ちてしまった高校生・大助(神木隆之介さん)が、地獄農業高校の軽音部顧問でロックバンド「地獄図(ヘルズ)」を率いる赤鬼・キラーK(長瀬さん)と出会い、高校のクラスメートに告白したい一心でキラーKの特訓を受けて“生還”を目指し奮闘する……というストーリー。歌舞伎俳優の中村獅童さん、マーティ・フリードマンさんやROLLYさんらミュージシャンも多数出演している。
舞台あいさつには、神木さん、尾野真千子さん、清野菜名さん、森川葵さん、桐谷健太さん、古舘寛治さん、皆川猿時さんも出席。前日の24日には、長瀬さんら出演者で構成された劇中のロックバンド「地獄図(ヘルズ)」がテレビ朝日系の音楽番組「ミュージックステーション」に生出演して話題となったが、長瀬さんは「昨日地獄のライブがあったので疲れが残っている……」と話し、神木さんも「昨夜の地獄のライブからドキドキが止まらない」と興奮冷めやらない状態だった。
また、今年1月に起きたスキーバス事故を受け、一度は公開が延期されたこともあり、宮藤さんは「本当に今日この日を迎えれてうれしいです」と語り、長瀬さんも「ようやく皆さんに見てもらうことができました。皆さんに見てもらうことをうれしく思います」とコメント。神木さんも「無事この日を迎えられたのは皆さんのおかげ」、尾野さんも「公開できてよかったとしみじみ思います」、古舘さんも「本当に良かった。おめでとうございます。この日が来ないと思ったが意外に早めに来ました」と公開を喜んでいた。
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