俳優の三浦春馬さんが30日、東京都内で行われた米ブロードウェーミュージカルを日本人キャストで公演する舞台「キンキーブーツ」の公開稽古(けいこ)と会見に登場。三浦さんは、今回の舞台でヒールを履くドラァグクイーン(女装パフォーマー)役に挑戦しており、「実際に履いてみると苦労はある」と明かしつつ、「挑む頂が高いので燃える。(ブーツは)毎日毎日、テンションを上げてくれるような、志を上げてくれるような感覚にしてくれる」と手応えを語った。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
会見には三浦さん、小池徹平さん、ソニンさんが出席。三浦さんはヒールを履いて稽古することについて「踊りも大変なんですけど、歩き方が一番あらが出るところ。(歩き方は)まだまだ課題の一つです」と苦労を語った。ソニンさんは「(三浦さんの)ヒール履いている様子に違和感を感じたことがない」といい、「(三浦さん演じるローラの)突き抜けたセクシーさに憧れる。見ていてわくわくします」と称賛した。
「キンキーブーツ」は、2005年に映画が公開され、13年にミュージカル化された。ミュージカルでは歌手のシンディ・ローパーさんが全曲の作詞と作曲を担当。13年、米トニー賞で最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、主演男優賞、オリジナル楽曲賞、振付賞、編曲賞、衣装デザイン賞の6部門を受賞した。日本版の舞台には、ほかに玉置成実さん、勝矢さん、ひのあらたさんらも出演する。7月21日~8月6日に新国立劇場(東京都渋谷区)で上演され、8月13~22日はオリックス劇場(大阪市西区)で上演される。