今秋30周年を迎えるテレビ朝日の音楽番組「ミュージックステーション」（金曜午後8時）の大型特番「ウルトラFES」が、昨年に続き、今年も開催されることが8日、明らかになった。「30周年記念特別番組　MUSIC STATION　ウルトラFES」と銘打ち、9月19日正午から長時間にわたって生放送。長年“昼の顔”を務めたタモリさんが、再び正午開始の生番組で舵を取ることになった。

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　昨年は「ウルトラFES」と銘打ち、番組初の試みとなる一挙10時間のイベント型ライブプログラムを放送し、平均視聴率18．3％（プライム帯、ビデオリサーチ調べ、関東地区）を記録するなど大成功。30周年の今年は「ウルトラFES」の第２弾を開催。豪華アーティストによる東京・六本木からの多元中継スペシャルライブと、番組の膨大なアーカイブ映像をフル活用した名曲ランキングの発表という内容で長時間にわたって生放送する。

　昨年の「ウルトラFES」OA終了後には「楽しかった。もっとできる」と余裕を見せていたタモリさんだが、今回1年ぶりに長時間のマラソン企画に挑むことが明かされると、「今年もやるんですね～」とニヤリ。また、連動企画として、昨年の「3Dタモリ像」に続き、今年は3DCG化されたタモリさんがJ－POPのヒット曲に合わせてキレキレに踊りまくる「ウルトラダンシングタモリ」を製作することも発表され、タモリさんは「いやあ久しぶりに踊りましたね」とにやり。同局の弘中綾香アナウンサーから「もう踊ったんですか？」と聞かれると、「まあ、『ZOO』にいたから」と豪語して見せた。

　「ウルトラダンシングタモリ」は、16日にスタートする同局の夏の大型イベント「テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭り SUMMER STATION 2016」のアトラクションとして一般公開される。AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」と三代目J Soul Brothersの「R．Y．U．S．E．I．」という大ヒット曲をベースにしたメドレーで、スマートフォンを使った体験型アトラクションとして“CGタモリ”と一緒に踊ることもできる。