お笑い芸人の西川きよしさんが17日、パシフィコ横浜(横浜市西区)で行われた日本青年会議所と吉本興業による包括提携協定の会見に登場。西川さんは「日本青年会議所の皆さんとご一緒にお仕事させていただけるとは夢にも思いませんでした」と喜び、さらに「吉本興業に半世紀以上(前に)なるんですが、(仕事で)お世話になったときには、出演者がまだ100人もおりませんでした。今は1000人も2000人も3000人もいるという大きな会社になりまして。皆さんのお陰です」と感慨深げに語った。
また、西川さんは「最近では、芥川賞を受賞した(「ピース」の)又吉(直樹)君、漫才の方では京都大学を卒業された(お笑いコンビ)ロザン(の宇治原史規さん)。こういうメンバーでお仕事頑張っております。ちょっとこっち(下)の方に下がっていくと、坂田利夫がいたり……」と笑わせ、坂田さんとのエピソードも披露。「ヘレンと結婚して、六畳一間のアパートからスタートしたのですが、(坂田さんが)『俺も一緒に住みたいねん』と勝手に鞄を持ってきて。坂田利夫さんの下着を全部洗濯してたのは家内のヘレンでございます」などの思い出を語り、笑わせた。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
会見には西川さんのほか、桂三若さんや笑福亭笑助さん、イシバシハザマさんなど47都道府県に居住する“住みます芸人”9組と、日本青年会議所第65代会頭の山本樹育さんらが出席。住みます芸人による持ちネタ披露なども行われた。
吉本興業と日本青年会議所は、包括提携により日本青年会議所の全国679の子団体と吉本興業の47都道府県に居住する“住みます芸人”がタッグを組んで地域イベントの企画や魅力の発信などを実施。また、住民参加型のプロジェクトやご当地商品のプロモーションなどを展開していく計画。