お笑い芸人の西川きよしさんと妻の西川ヘレンさんが、7月24日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。お笑いコンビ「横山やすし・西川きよし」結成の裏話を明かした。
ウナギノボリ
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結婚56年の現在も仲の良い西川夫妻。二人が10代で出会った頃、ヘレンさんはすでに吉本新喜劇のマドンナで、きよしさんは通行人役だった。
そんな二人が急接近したのは、へんとう腺が腫れたヘレンさんを、きよしさんが自宅で休ませたことがきっかけだった。以来、家族ぐるみで親しくなり、ヘレンさんが逆プロポーズする形で結婚することになったという。
当時を振り返り、きよしさんは「お金のこと言ったらなんですが、(ヘレンさんが)約20万円ぐらい収入があるような時に、僕2万円なかったですね。10倍以上」と“格差婚”であったことを明かした。
ヘレンさんは、「一緒に暮らし始めた時には『きっといいことがあります、きっと一つずつ上がっていけますよ』って毎日言いました」と、きよしさんに声を掛けていたという。
きよしさんは「本当に毎日です」とうなずき、「横山やすしさんとの漫才を勧めてくれたのも彼女なんです」と告白。きよしさんは、横山さんからの誘いを20回以上断っていたが、ヘレンさんから「そんなに横山やすしさんに愛されてるんやったら、一度やってみたら」とアドバイスをもらったという。
黒柳さんが「横山さんはやりたいって言ってたの?」と尋ねると、きよしさんは「はい、ずっと。20数回誘ってくれたんですけど、僕が断って。会社も『やめなさい』と。僕で(横山さんがコンビを組むのは)5回目ですので」と説明した。
会社からは「5回目の犠牲者になるのか」と説得されたというが、ヘレンさんの「やってみなさい」の一言でコンビ結成を決めたきよしさん。「2人の努力でだんだん仕事を増やしていくというか。そういう意味では(ヘレンさんは)プロデューサー感覚」と語っていた。
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