西川きよし&西川ヘレン:「どっちが先に召されるか」で大ゲンカに 阪神大震災での夫婦のエピソードも明かす 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した西川きよしさん(左)と西川ヘレンさん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した西川きよしさん(左)と西川ヘレンさん=テレビ朝日提供

 お笑い芸人の西川きよしさんと妻の西川ヘレンさんが、7月24日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。最近したという夫婦ゲンカについて語った。

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 結婚56年を迎えた西川夫妻。黒柳さんが「最近、大ゲンカなさったって?」と尋ねると、きよしさんは「お互い77歳になる訳ですから『先のことも考えておかないかんな』って、(寝室の)電気を消して、半分暗闇みたいなところでお話をしとったんです」と回顧。

 ヘレンさんが「どっちが先にあちらに召されるかっていう話をしましたら、主人が『そら、お前やろ』って。『パパと違うの?』って言って、そこでケンカになりました」と明かした。

 きよしさんは「『お前が先に逝った場合は……』って言ったら、『私が先に逝くの?』って言うんですよ。『例えばの話やがな』って言ったら、『あんたさっき私がって言ったやないの』って」とヘレンさんの勘違いからケンカになってしまったと説明。

 ヘレンさんが「(きよしさんは)どこに何が入ってるかも分からしませんし、ご飯も出さないとお台所に入りませんから、私が後の方がいいかなと思ってた。本来だったら一緒に逝くのが一番です。本心はそうですよ」と話すと、きよしさんは「本心をちゃんと相手に伝えるように、優しく強弱をつけて言ってくれないと」と反論。ヘレンさんは「えらい根に持っております」と苦笑いした。

 続けて、きよしさんは「僕が先に逝く方がいいです」と言い切り、「阪神・淡路大震災の時もそうだった」と振り返った。大きな揺れで、電気が天井から落ちてきた時、とっさに掛け布団や毛布をヘレンさんにかぶせ、自身が上に覆いかぶさって守ったのだという。

 黒柳さんが「そこは優しいじゃないですか」と言うと、ヘレンさんは「本当に。根っから優しいんです。誰にでも優しいんです。外へ出てもどなたにも優しいんです。これがまた難問なんです」と笑いながら話していた。

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