ハイスコアガール:2年ぶり連載再開 コミックスも復活

「ハイスコアガール」の連載が再開された「ビッグガンガン」8号の表紙
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「ハイスコアガール」の連載が再開された「ビッグガンガン」8号の表紙

 押切蓮介さんのマンガ「ハイスコアガール」が、25日発売の月刊マンガ誌「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)8号で約2年ぶりに連載が再開された。同作は、ゲーム会社のSNKプレイモア(大阪府吹田市)に著作権侵害で刑事告訴(その後和解)されたことを受け、2014年8月から連載を一時休止していた。連載休止に伴い、コミックスも自主回収されていたが、25日に1~5巻が「ハイスコアガール CONTINUE」として“復活”し、最新6巻も発売された。

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 「ハイスコアガール」は、1990年代の懐かしのゲームをテーマにしたマンガで、「増刊ヤングガンガン」2010年Vol.11と「増刊ヤングガンガンビッグ」11年Vol.1~3の掲載をへて、11年10月から「月刊ビッグガンガン」で連載をスタートした同誌の看板作品。ゲームに熱中する主人公・矢口ハルオと、お嬢様・大野晶が、人気格闘ゲーム「ストリートファイター2」(カプコン)の対戦をきっかけにケンカしつつも仲良くなる……というストーリー。アニメ化も発表されていた。

 「ハイスコアガール」をめぐっては、SNKプレイモアが同社の著作権を侵害しているとして、14年5月26日付で、スクウェア・エニックスやその役員・社員を大阪府警に刑事告訴し、15年8月に両者の間で和解が成立。1980~90年代に人気を博した多くのゲームが登場し、「ザ・キング・オブ・ファイターズ」や「サムライスピリッツ」などSNKプレイモアの作品も登場していた。

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