タイムボカン:新作の主人公声優に若山晃久、鬼頭明里 三悪は「夜ノヤッターマン」声優が続投

「タイムボカン24」のビジュアル(C)タツノコプロ・読売テレビ
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「タイムボカン24」のビジュアル(C)タツノコプロ・読売テレビ

 10月にスタートする人気アニメ「タイムボカン」シリーズの新作「タイムボカン24(トゥエンティーフォー)」(読売テレビ・日本テレビ系)のメインキャラクターの声優が発表され、主役・トキオを若山晃久さん、カレンを鬼頭明里さんが演じることが27日、分かった。若山さんは「学戦都市アスタリスク」(TOKYO MXほか)に出演経験があるが、主人公の声優を務めるのは初めて。鬼頭さんは「僕だけがいない街」(フジテレビほか)のヒロミ役のほか、人気ゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」でLibeccio(リベッチオ)、風雲、沖波を演じている。

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 ドロンボー一味の“三悪”は、2015年に放送された「夜ノヤッターマン」(読売テレビほか)と同じく、喜多村英梨さん、平田広明さん、三宅健太さんが演じる。また、アクダーマのボス・オヤダーマ役は「夜ノヤッターマン」にも出演したものまねタレントのホリさんが演じ、千葉繁さんらも出演する。

 トキオ役の若山さん「決定の連絡をいただいた時は、言葉が出ないくらいうれしかったです。初めて受けたオーディションで合格し、しかもそれが主人公だったので『まさか僕が……』となかなか信じられませんでした。ベタですけど、頬をつねって現実かどうか確認しました(笑い)」と初主演を喜び、「初めての主人公ということで、とても緊張していますが、トキオや『タイムボカン24』を一人でも多くの方に愛していただけるよう精いっぱい頑張っていこうと思います」と意気込んでいる。

 鬼頭さんは「受かるとは思っていなかったので、最初は喜びというより『間違いじゃないかな?』と半信半疑でした。その後、本当に受かったことが分かり、頑張らなくてはという気持ちでいっぱいになりました。こんなにも大きな作品に関わらせていただけることになり、喜びと共に、プレッシャーを感じています。多くの人に愛される作品にするために少しでも貢献できるよう頑張っていきますので、よろしくお願いいたします」とコメントを寄せている。

 「タイムボカン」はタツノコプロが制作する人気シリーズで、第1弾が1975年10月にスタート。新作「タイムボカン24」は、現代の東京に住む中学2年生・トキオが突然、24世紀の組織・時空管理局の隊員に任命され、教科書に書かれている歴史はすべてウソで教科書よりも面白い真実の歴史(真歴史)があることを知り、隊員のカレンと共にボカンメカを駆使しながら、真歴史を探すことになる……というストーリー。

 新作はタツノコプロが2017年10月に創立55周年を迎えることを記念した企画の一環で、「妖怪ウォッチ」などで知られる「レベルファイブ」が企画協力やキャラクターメカ原案を手がけ、同社の日野晃博社長がクリエーティブプロデューサーを務め、「ヤッターマン」や「機動戦士ガンダム」などの大河原邦男さんがメカデザインを手がけることも話題になっている。読売テレビ・日本テレビ系で10月から毎週土曜午後5時半に放送。

 ◇キャスト(敬称略)

 トキオ:若山晃久▽カレン:鬼頭明里▽ビマージョ:喜多村英梨▽ツブヤッキー:平田広明▽スズッキー:三宅健太▽ペラリーノ:前田剛▽ピコボー/ボカンブレス:愛河里花子▽オヤダーマ:ホリ▽ボカンナレ:千葉繁

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