西田敏行:胆のう摘出手術後初イベント 笑顔でレッドカーペット歩く

ディズニーの実写映画最新作「ジャングル・ブック」のジャパンプレミアに登場した西田敏行さん(左)
1 / 14
ディズニーの実写映画最新作「ジャングル・ブック」のジャパンプレミアに登場した西田敏行さん(左)

 俳優の西田敏行さんが27日、東京・歌舞伎座で行われたディズニーの実写映画最新作「ジャングル・ブック」(ジョン・ファブロー監督)のジャパンプレミアに登場。西田さんは4月に頸椎(けいつい)亜脱臼の手術を受け、その後胆のう炎を発症して5月に胆のうの摘出手術を受けており、手術後、初めて公のイベントに登場した。レッドカーペットではつえをつきながらもしっかりした足取りで歩き、元気な姿を披露した。

あなたにオススメ

 西田さんは2月に就寝中にベッドから転落し、首を痛めた。3月にはつえをつきながら「第39回日本アカデミー賞」授賞式の司会を務めたが、4月19日に頸椎亜脱臼の手術を受け、その後胆のう炎を発症して5月12日に胆のうの摘出手術を受けていた。6月には「探偵!ナイトスクープ」(ABC、金曜午後11時17分)の収録で本格的に仕事復帰。きょう、レッドカーペットでは体調について質問されると「万全です」と笑顔で語る場面もあった。

 120年超の歌舞伎座の歴史の中で洋画のプレミアムイベントが行われるのは初めて。ジャパンプレミアでは、レッドカーペットイベントと舞台あいさつが行われ、西田さん、松本幸四郎さん、宮沢りえさん、伊勢谷友介さんと、主人公のモーグリ役のニール・セディさん、ファブロー監督、脚本家のジャスティン・マークスさん、ブリガム・テイラープロデューサーが参加した。

  「ジャングル・ブック」は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年・モーグリを主人公に、自然のおきてとともに雄々しく生きる者たちの愛情や憎しみ、喜びや悲しみなどを描いた作品。モーグリは黒ヒョウのバギーラからオオカミのラクシャに託されジャングルの子となって幸せな生活を送っていたが、ある日人間を憎むトラのシア・カーンがジャングルに戻ってきて……という内容。日本語吹き替え版では黒ヒョウのバギーラの声を幸四郎さん、陽気なクマのバルーを西田さん、母親オオカミのラクシャを宮沢さん、トラのシア・カーンを伊勢谷さんが担当する。8月11日公開。

写真を見る全 14 枚

映画 最新記事