探偵!ナイトスクープ:末期がんの夫をメッセンジャー黒田の居酒屋に連れて行った妻の愛 問題は支払い「値段のつり上げありそう」

12月12日放送「探偵!ナイトスクープ」から(C)ABCテレビ
1 / 3
12月12日放送「探偵!ナイトスクープ」から(C)ABCテレビ

 視聴者から寄せられた奇想天外な頼み事や、心配事の相談を「探偵」たちが体当たりで解決する人気バラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ、金曜午後11時17分)。12月12日は、竹山隆範探偵が「末期がんの夫に黒田のタコ飯を」を調査した。俳優の天海祐希さんが番組初登場で特命局長を務め、松井ケムリ局長補佐、増田紗織秘書が出演した。

あなたにオススメ

 依頼は、兵庫県の女性から。女性の夫は根っからの関西人で、お笑い番組が大好き。ところが昨年7月、夫がステージ4の末期がんと診断された。人生でやり残したことはないか考えたところ、夫が一番好きな芸人さん、メッセンジャーの黒田さんの居酒屋に行けなかったことが心残りだという。

 料理上手な黒田さんが「いつか居酒屋を開きたい」とテレビで話しているのを見て、まだかまだかと心待ちにしていたが、夫には、その「いつか」を待つ時間はあまり残っていないのかもしれない。一度でいいから、寂しがり屋の黒田さんが、淡路島の別荘で後輩芸人たちと飲んでいる時、そろそろお開きだけど帰ってほしくない時に出てくるという「夜中3時のタコ飯」を食べさせてあげたい。

 夫はポケットマネーで100万円までなら出せると言っている。だが、その額を初めに提示してしまうと、黒田さんのことだから、そこから「値段のつり上げ」がありそうなので、最初は5万円あたりから交渉ができれば。どうか、黒田さんが大好きで、病気と闘っている夫においしい料理と楽しいひと時を与えてもらえないだろうか、というもの。

 現在、抗がん剤治療をやめた依頼者の夫(58)は、あと半年で倒れてしまうかもといわれている。今は食欲が落ち、味覚も半分くらいしかないが、それでも「僕が食べたいというよりも、嫁に食べさせたい」と語る。

 そんなご主人は、権威にひれ伏さない黒田さんが大好きで「黒田語録」を携帯電話にメモするほど。支払いの件に話が及ぶと当の黒田さんが現れ、突然の依頼にボヤキまくるのだった。それでも、知り合いの店を借りて「居酒屋黒田」を一日だけ開店。前日、偶然にも本人が釣ったという新鮮なアオリイカの刺し身や、自慢のタコ飯に依頼者は「何よりも薬になったと思います」と感激する。だが、支払いの話になると黒田さんは本領を発揮する!?

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事