人気アニメ「機動戦士ガンダム」のシャア・アズナブル役で知られる声優・池田秀一さんが2日、松屋銀座(東京都中央区)で3日に開幕する「GUNDAM PRODUCT ART 機動戦士ガンダム THE ORIGIN」展の内覧会に来場。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の収録で、アムロ・レイ役の声優・古谷徹さんと「久しぶりにスタジオで会った。なかなか良かったですよ」と“ライバルとの再会”を振り返り、「まっすぐ家に帰ればいいのに、アムロと飲んでしまいまして。久しぶりにおいしいお酒でした」と明かしていた。
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解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
イベントには、「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインや作画を担当した安彦良和さんも出席。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の第4話「運命の前夜」について、安彦さんは「池田さんと古谷さんの両巨頭が、アフレコで共演なさっていて、ガンダムらしくなったなって思いながら見ていた」としみじみ。池田さんは「キャスバルがシャアになって、なぜ“赤く”なっていったのか。安彦さんが丹念に書いてくれて本当に幸せです。アニメは原作と微妙に違うところがあって、第4話も原作にないいいせりふを言いますので、お楽しみに」とアピールしていた。
「GUNDAM PRODUCT ART 機動戦士ガンダム THE ORIGIN」展は、安彦さんの同名マンガを基に描くアニメシリーズ「THE ORIGIN」の魅力に、あらゆる角度から迫る本格的アート展。安彦さんによるマンガやアニメ原画、設定資料、背景画、3DCGといった緻密な制作過程を300点以上の資料や映像で紹介する。
アニメに関する展示品のほとんどが初公開で、作中に登場するガンダムの1/10スケールの立像も登場。同展覧会の開催を記念した限定ガンプラ「MG 1/100 RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)メカニカルクリアVer.」をはじめ、アパレル、雑貨、複製原画などオリジナルグッズ約70点も販売される。
池田さんと展示を見て回った安彦さんは、開口一番「設定とか、原画なので正直に言って地味だなって」と苦笑い。さらに「全部“生”、コピーとかじゃないので、現場の作業の匂いを感じてもらえると思う。でも匂いを感じたいって人はかなり“濃い”お客さんなので、どれくらいの人が足を運んでくれるのか不安な気持ちもあります」と正直に明かし、関係者を困らせる一幕もあった。
それでも安彦さんは、自身の要望によって、池田さんが実際にアフレコで使用したという“生台本”の展示が実現したことを明かすと、「ボクも見たことない。絶対いろいろな書き込みしているはずだって、池田さんに聞いたら『している』って言っていたので。生々しい生がさらに加わってますので、ぜひご期待ください」としっかりPR。池田さんは「あまりきれいな台本では、みっともないので今日、家に帰って書き込もうかな」と冗談めかしつつ、「汗と言おうか、そういったところを感じてもらえたら」と語っていた。
同展の会期は3~22日。開館時間は午前10時~午後8時。入場料は一般が前売り600円、当日800円、高校・大学生が前売り400円、当日600円で、小中学生が当日400円になっている。
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