篠原信一:リオ五輪の柔道解説に未練チラリ

リオ五輪の日本代表選手団応援イベント「三井不動産 Presents 六本木シティドレッシング for TOKYO 2020」のオープニングセレモニーに登場した篠原信一さん
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リオ五輪の日本代表選手団応援イベント「三井不動産 Presents 六本木シティドレッシング for TOKYO 2020」のオープニングセレモニーに登場した篠原信一さん

 柔道家の篠原信一さんが4日、東京ミッドタウン(東京都港区)で行われたリオ五輪の日本代表選手団応援イベントに登場。柔道の日本代表について聞かれると「全階級で金メダルを取れる可能性がある。間違いなく、柔道から第1号の金メダルが出る!」と力強く宣言。司会者に「リオに行かなくて大丈夫ですか」と水を向けられると、「(現地で)私以外に解説をする人がいるんですかね……」と現地での解説の仕事に未練を見せて、笑いを誘った。

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 この日、篠原さんは「リオ五輪関連の仕事は初めてではないけれど、こんな大々的なイベントは初めて」と大喜び。現役復帰や、東京五輪への関心を聞かれると「(現役復帰は)柔道じゃないかも。サーフィンは似合うだろうな! 想像してください。海イコール篠原!」と新たに東京五輪の種目となったサーフィンを挙げておどけ、「スケボー(の経験)はあるけれど、サーフィンはない。他の人より(上達が)早いから、あと4年、私がその気になれば間に合うでしょう!」とちゃめっ気たっぷりに胸を張ってみせた。

 イベントは、「三井不動産 Presents 六本木シティドレッシング for TOKYO 2020」と題し、東京ミッドタウンを大型グラフィックや立体彫刻作品などで大規模に装飾して、日本代表選手団を応援する企画のオープニングセレモニー。篠原さんは、シドニー五輪の男子柔道銀メダリストとしてゲストに選ばれた。セレモニーでは、高さ3メートル50センチの柔道の立体彫刻作品と、リオ五輪を応援するポーズをした篠原さんを3Dフィギュア化した100体の「ミニ篠原さん」がお披露目された。21日まで開催される。

 「シティドレッシング」は、PRなどのために街を飾る演出のことで、篠原さんは「六本木のドレッシングと聞いたから、最初サラダのドレッシングのPRかと思った」と率直な感想で笑いを誘いつつ、「六本木の街全体から五輪を応援できたら。近くにいなくても気持ちは伝わる。地球の裏側からでも一丸となって応援していきましょう!」と声を張り上げていた。

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