7月22日に国内でサービスがスタートした「ポケットモンスター」の新ゲームアプリ「ポケモンGO」の話題をテレビで放送した番組は、リリース前日の7月21日から7月31日までの11日間で267番組に上り、総露出時間は31時間43分9秒(1903分9秒)で、広告換算で約234億1194万円に当たることが、調査会社「エム・データ」の調べで明らかになった。
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調査は、エム・データがリリース前日の7月21日から7月31日までの11日間にNHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京で放送された関東地区の全番組から集計した。広告換算費は報道露出量とテレビCMスポット料金を掛け合わせたテレビCM換算費としてエム・データが独自で算出した速報数値。
「ポケモンGO」は、「位置情報ゲーム」と「ARゲーム」を組み合わせ、ポケモンの世界観を再現したゲームアプリ。アプリをインストールしたスマホを持って、実際の世界を動き回ってポケモンを見つけ、「モンスターボール」を使ってポケモンを捕まえることができる。また、仲間のポケモンを育成し、各地にあるポイント「ジム」の争奪戦に参加する。iOSとアンドロイド端末のいずれにも対応する。基本利用料無料でアイテム課金。
日本国内では7月22日から配信が始まり、早くもブームが過熱。プレーしながらとみられる事故やトラブルも発生しており、総務省と消費者庁は「ながらスマホ」の危険性を指摘するなど、プレーする際の注意を呼びかけている。7月31日には、マップの表示の不具合を修正するなどのアップデートがされている。
調査したエム・データは、東京、名古屋、大阪地区のテレビ放送を独自にテキストデータベース化して、調査・配信・分析を行う「データプロバイダ&リサーチカンパニー」。エム・データが提供するテレビの放送実績データ「TVメタデータ」は、現在や過去のトレンドの把握や分析、また、自社・競合社を含めたマーケティング分析、テレビでの放送量や放送傾向(ネガティブ、ポジティブ)の分析。これらを基にした未来予測など、幅広いジャンルや業界で活用されている。
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