SMAP:ファンが“購買運動” 過去シングル7作がデイリーランキングに 

 国民的人気グループ「SMAP」のシングル7作とアルバム4作が、14日付のオリコンデイリーランキングで上位100位内に入ったことが16日、分かった。同グループの今年12月31日での解散発表を受け、ファンが購買運動を行っており、代表曲「世界に一つだけの花」(2003年)がウイークリーランキングで、先週88位から今週17位へ急浮上するなどしているが、他の楽曲にも波及している格好だ。

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 主にファンを中心に行われている購買運動は、「#世界に一つだけの花購買運動 」というハッシュタグと共にSNS上で拡散され、同曲の売上枚数300万枚を達成するという目的で行われている。16日発表の14日付のシングルデイリーランキングでは、13日に30位だった同曲が3位、同じく47位だった「ありがとう」が7位となったほか、「Otherside/愛が止まるまでは」(34位)、「シャレオツ/ハロー」(59位)、「Yes we are/ココカラ」(60位)、「Top Of The World/Amazing Discovery」(65位)、「Joy!!」(100位)と、圏外から5作品が入り、計7作品がランクインしたほか、アルバムランキングでも2001年に発売されたベスト盤「Smap Vest」(16位)をはじめ、「Mr.S」(26位)、「GIFT of SMAP」(63位)、「ウラスマ」(79位)と計4作がトップ100位内に入っている。

 SMAPは、ジャニー喜多川社長が「Sports Music Assemble People」の頭文字を取って命名。1988年に結成し、91年に「Can’t Stop!!―LOVING―」でデビューした。同年にNHK紅白歌合戦に初出場したのをはじめ、紅白には23回出場。メンバー全員が数々のドラマや映画に主演している。

 今年1月に解散危機が報じられ、一部生放送となったレギュラー番組「SMAP×SMAP(スマスマ)」(フジテレビ系)でメンバーが騒動について謝罪。一時は解散は回避する方向かと見られていたが8月に入り、メンバー数人から「休むより解散したい」という希望が出たことを受け、「全員一致の意見ではないものの解散したいと考えるメンバーがいる状況でのグループ活動は難しい」として、解散の決断が下された。

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