人気子役でフィギュアスケート選手の本田望結さん(12)が、スティーブン・スピルバーグ監督が手がけたディズニー映画「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」(9月17日公開)の日本語吹き替え版で声優に初挑戦していることが18日、分かった。好奇心旺盛な10歳のヒロイン・ソフィー役で、本田さんは「ソフィーになれたことは一生の宝物ですし、私の夢がかないました」と大喜びしている。
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映画は、スピルバーグ監督がディズニーと初めてタッグを組んだファンタジーアドベンチャー。ロンドンに住む好奇心旺盛な少女ソフィーは、子供たちに夜ごと「夢」を届ける優しすぎる巨人「BFG(ビッグ・フレンドリー・ジャイアント)」と出会い、いつしかソフィーとBFG の間に「奇妙な友情」が生まれていくと、小さなソフィーの勇気が大きなBFG を動かし、イギリス最大の危機を救うことになる……というストーリーだ。
本田さんは「声優さんのお仕事はすごくやってみたくて、オーディションの時はドキドキし過ぎて、手と足が同時に動く感じで会場へ行ったのを覚えています」と照れ笑い。「声の出演が決まった時は、大好きなディズニーと世界中の皆さんが知っている有名なスピルバーグ監督の素晴らしいタッグの作品に参加できるということで『まさか!』と思いました」と明かすと、「声優さんは、声だけを皆さんに聴いていただくというお仕事なので、うれしさやドキドキもありましたが、監督さんたちと一緒に作れたかなと思います」と収録を振り返っている。
さらに「今回は“本田望結を全部捨ててソフィーを演じる”ということを一番に考えました」とプロ意識の高さをのぞかせると、「声優さんというのが一つの夢だったので、今回、かなってすごくうれしいです。でも女優さんとしても、すごく(夢が)大きくなりますが、できればハリウッド女優さんとしての演技もしてみたいなと思います。ぜひ海外の映画にもチャレンジしてみたいです」と夢をふくらませていた。
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