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神木隆之介:新海誠監督最新作で女子高生の声に挑戦 上白石萌音から「天才!」の声も

アニメ 映画
劇場版アニメ「君の名は。」について取材に応じた(左から)神木隆之介さん、上白石萌音さん、新海誠監督

 俳優の神木隆之介さんが声優を務めた劇場版アニメ「君の名は。」(新海誠監督)が26日に公開される。主人公の男子高生の瀧を演じた神木さんと、ヒロインの三葉を演じた上白石萌音(かみしらいし・もね)さん、新海監督に話を聞いた。

 ◇神木の声は「こっちに手を伸ばしてくるような声」

 「君の名は。」は新海監督の約3年ぶりの新作で、1000年ぶりとなる彗星の来訪を1カ月後に控えた日本を舞台に、東京で暮らす男子高生の瀧と山深い田舎町に暮らす女子高生・三葉の心が、入れ替わってしまう……というストーリー。神木さんが主人公の瀧の声を演じ、上白石さんがヒロイン・三葉の声を演じた。

 瀧だけでなく、心が入れ替わったあとの三葉の声も演じた神木さん。男性が女子高生役を演じるという異例のシチュエーションに「難しかったです。入れ替わって違和感があったらいけませんし、純粋に(三葉だと)思ってもらえる声じゃないといけない。そのリアリティーを求めて試行錯誤しました」と振り返る。

 新海監督は、神木さんの声を「こっちに手を伸ばしてくるような声。好奇心がすごくあって、ワクワクしているようで、『もっと知りたい』と手を伸ばしてくれているような印象。それと同時に、少し孤独めいたものを含んでいる」と評し、瀧役は「神木君以外、考えつかなかったし、神木君であれば、りりしい男の子と、可愛らしい女の子の両方を、役者としてのイメージも含めて成り立たせてくれると思った」と信頼を寄せている。

 ◇萌音の声は「透明な湖のような声」

 また新海監督は、上白石さんの声を「透明な湖のような声。その分、感情が透けて見えるんです。気持ちが真っすぐ伝わってくる。アニメーションの絵に乗る声」と絶賛する。

 上白石さんは、三葉と、入れ替わったあとの男性の瀧も演じており、「神木さんの声だけを聴いてみたい」と、アフレコ前に神木さんが2011年に主演した連続ドラマ「11人もいる!」(テレビ朝日系)を見たと話す。「目をつぶって声だけを聴きました。神木さんが、どう瀧を演じるのかヒントがたくさん詰まっているような気がしましたし、純粋にお芝居の勉強にもなりました」と目を輝かせる。

 さらに、アフレコが始まってからは、神木さんの収録の様子を何度も見学し、神木さんの姿から「毎日、衝撃を受けることや、『やっぱり天才だ!』と思うことがたくさんあって、できるだけたくさん学んで帰ろうという気持ちでした」と明かすと、隣に座っていた神木さんは「絶対、『天才』って言いたいだけでしょ」と照れたようにおどけていた。

 ◇一斉に収録「隣にいる人の息を感じた」

 アニメのアフレコは、声優が一人ずつ収録し、あとで合成する場合と、同じシーンに登場するキャラクターの声優が一堂に会して一斉に収録する場合があり、今回は後者の手法がとられた。

 劇中で、瀧と三葉が交流するシーンは、神木さんと上白石さんが並んで収録を行った。神木さんは「(作中での)物理的な距離は遠いのですが、並んで演じたことで見ていただく人に、2人が隣にいるような距離感が出せた。隣にいる人の息を感じることができて、温かさがあってよかったです」と振り返る。

 また神木さんは、瀧の友人を演じた人気声優の島崎信長さん、石川界人さんとの共演シーンも多く、「3人で好きなアニメの話をずっとしていました」とうれしそうに明かし、「(声優は)やはり職人だと思いました。何度、演じても変わらない安定感があって、本当にすごいです」と感服した様子で語った。

 「新海監督の大ファン」という神木さん。「台本をいただいたときに、監督の集大成の作品であり、これからのことが詰まった作品だと思った」といい、「監督の作品の大事なところを残しつつ、違った色を足したような物語。キャラクターの表情、クスッと笑えるところ……。監督がこれから今までとまったく違う世界に踏み込んでいくんだなとわくわくしました」と作品の魅力を語った。

 同作ではほかに、長澤まさみさん、谷花音さん、市原悦子さんらが声優を務めている。26日からTOHOシネマズ日本橋ほか全国で公開。

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