忍者のコスチュームで愛知県の魅力をアピールする「徳川家康と服部半蔵忍者隊」が2日、日本科学未来館(東京江東区)で開催中の企画展「The NINJA -忍者ってナンジャ!?-」(10月10日まで)に登場。「手裏剣打ち」や跳躍力を鍛える「ヒマワリ跳び越え」などの“忍者修行”が体験できるコーナーで、見事な忍び足や跳躍力を披露し、忍者の魅力をPRした。
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「The NINJA -忍者ってナンジャ!?-」は、三重大学による学術研究を踏まえ、「心・技・体」の修行を体験しながら“真実の忍者”を科学的に迫る企画展。「手裏剣打ち」や「忍び足」などの修行体験ができるコーナーをはじめ、さまざまな展示を通じて、忍者の知識や技を科学的に学ぶことができる。
忍者隊は、服部半蔵を含む7人の忍者と、その主君で名古屋の魅力を発信する「名古屋おもてなし武将隊」の徳川家康の計8人で構成。2015年7月に発足し、名古屋城(名古屋市西区)などでパフォーマンスを披露している。
この日は徳川家康と服部半蔵ら3人の忍者が来場。忍(しのび)たちのパフォーマンスに主君・徳川家康は「改めて忍たちに尊敬の念が湧いた」と満足そうで、「忍には技術、科学も大切なんじゃ。本当の忍のものがどういう生態であったか、科学的に検証するとどれだけ難しいか、学んでおくと、今後の現世の生活でも役に立つぞ!」と同展をアピールした。
「The NINJA -忍者ってナンジャ!?-」は、家族連れやカップルなどに人気を集め、8月26日には来場者10万人を突破している。