名古屋の観光PR隊「名古屋おもてなし武将隊」の新しい前田利家がこのほど、名古屋城(名古屋市中区)の二之丸東庭園で行われたお披露目式でデビューした。また同隊の一員で陣笠(じんがさ)隊の太助(たすけ)もデビューした。
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前任の利家は3月31日に卒業しており、新しい利家は「再び天よりよみがえって参った、前田利家じゃ」と名乗りを上げ、集まったファンに「これからも、ここ名古屋おもてなし武将隊で信長様と共に戦働きしていくでな。皆、よろしゅう頼む!」とあいさつ。また太助は「名前の通り武将の方々をお助けするためによみがえりましたゆえ、お役に立てるよう、日々精進いたしまする」とあいさつした。
この日、メンバーは、芝居と殺陣を交えたパフォーマンス「長篠の戦い 陣笠の巻」を披露し、ファンとのハイタッチ会も行われた。
「名古屋おもてなし武将隊」は、名古屋の魅力を全国に伝えようと2009年11月3日に結成された。名古屋にゆかりのある戦国武将の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、前田利家、加藤清正、前田慶次に扮(ふん)した“イケメン”と陣笠隊の10人組。名古屋城で観光案内をしているほか、各地のイベントやメディアに出演し、名古屋をPRしている。新メンバーは一般から募集し、書類選考、面接などを経て選ばれた。