芳根京子:清楚な白ワンピ姿披露 朝ドラ課題で靴を作製 刺繍の腕前はプロ級? 

10月スタートのNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の初週試写会に登場した芳根京子さん
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10月スタートのNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の初週試写会に登場した芳根京子さん

 女優の芳根京子さんが5日、東京・渋谷の同局で行われた10月スタートのNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の初週試写会に、清楚(せいそ)な白のワンピース姿で登場した。ヒロインのすみれを演じる芳根さんは、「1週目を私は先週見させていただいて、ついに出来た、やっと会えたっていうふうに思いました。4月からおけいこ、5月の末から撮影が始まって、3カ月ちょっと撮影をしてきましたが、やっと皆さんに見ていただけるってすごくうれしく、不思議な気持ちでいっぱいです」と笑顔で心境を語った。

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 けいこでは裁縫と所作、関西言葉を学んだという芳根さん。先生からの「課題」として共演の谷村美月さんにプレゼントするためルームシューズを「材料を買うところから作った」といい、「その時に初めて、自分が精いっぱい思いを込めて作ったものを人にあげて、喜んでいる姿を見たんですけど、あれがすごくいい経験になったなって思っていて。すみれがずっと持っている、人に対する、ものに対する思いってこういうことなんだなって体験することができたので、もの作りってすてきだなって」としみじみ。以前からやっていたという刺繍(ししゅう)の腕前はさらに上がったようで、父・五十八(いそや)役の生瀬勝久さんから「プロです」とほめられ、照れ笑いを浮かべていた。

 「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後の焼け跡の中、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれる。

 脚本はドラマ「名前をなくした女神」「ファーストクラス」(ともにフジテレビ系)などを手がけ、フリーアナウンサーの羽鳥慎一さんの妻で脚本家の渡辺千穂さんが担当。すみれの母・はな役で菅野美穂さん、姉・ゆり役で蓮佛美沙子さんが出演し、すみれの幼なじみ潔を高良健吾さん、紀夫を永山絢斗さん、女学校時代の同級生・君枝を土村芳さん、良子をアイドルグループ「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子さんが演じる。ほかに、お笑いトリオ「ネプチューン」の名倉潤さん、三倉茉奈さん、市村正親さん、中村玉緒さんが出演する。

 10月3日スタートで全151回を予定。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。

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