ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は8日、家庭用ゲーム機「プレイステーション4」の新型機2種類を発売することを明らかにした。4KとHDRに対応したハイエンドモデル「Pro(プロ)」(399ドル=4万4980円、以下税抜き)を11月10日、現行機を改良し、5000円値下げしたスリム型のモデル(299ドル、2万9980円)は9月15日に発売して、市場のさらなる拡大を目指す。
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ハイエンドモデルは、1テラバイトのハードディスクに加え、800万ピクセル以上と現行機をはるかに上回るグラフィック性能を誇り、10月に発売される専用のヘッドマウントディスプレー「プレイステーションVR」でもより美しく見えるようになる。
PS4は、高精細な映像に加え、ゲームのプレー動画をネット上で共有できるなどのソーシャルネットワーク要素を追加した高性能の家庭用ゲーム機。2013年11月の発売から約2年半で世界累計販売台数が4000万台を超えており、欧米を中心に爆発的な人気を博している。日本国内では無料のスマートフォン用ゲームの人気もあって伸び悩んでいるが、300万台(エンターブレイン調べ)を販売している。
SIEは春に、PS4のハイエンドモデルの開発を進めていることを明かしており、10月には「プレイステーションVR」の発売も予定されていることから、新型の動向が注目されていた。
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