助野嘉昭さんのマンガが原作のテレビアニメ「双星の陰陽師」(テレビ東京系で放送中)で、井上和彦さん、KENNさん、松岡禎丞さんが、敵であるケガレが進化した婆娑羅(バサラ)の声優を務めることが11日、分かった。井上さんは龍黒点(りゅうこくてん)の出現に深く関わっていると思われる闇無(くらなし)、KENNさんは破壊と暴力、荒廃を好む山門(やまと)、松岡さんは一体のケガレから二体に分かれた千々石(ちぢわ)と百道(ももち)を演じる。
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同日、新木場Studio Coast(東京都江東区)で開催された同作のイベント「陰陽祭2016」で発表された。松岡さんは「双子なのに見事に性格が分かれているなと感じました。それと同時にこの二人を自分が演じるということで 一瞬頭が真っ白になりました。でもこんな機会はそうそうないので 思い切り楽しんで演じてやろうと思いましたね。が、 実際やってみるとものすごい大変ですね。台本の読み方も全く変わってきちゃうので、 ある意味自分との戦いでした。楽しんでいただけたら幸いです。ご期待ください!」とコメントを寄せている。
イベントでは16日~10月31日に京都市内で聖地巡礼アプリ「舞台めぐり」を利用したキャンペーン「周り給へ、京都を。双星の陰陽師 京都お清めラリーキャンペーン」が実施されるほか、16日から京都叡山電鉄でラッピング電車の運行がスタートすることも発表された。「京都お清めラリーキャンペーン」では、アプリを使って京都市河原町三条観光情報コーナー(京都市中京区)などにあるポスターのQRコードを読み込むと、「双星の陰陽師×京都」スペシャル壁紙がプレゼントされる。
イベントには、主人公・焔魔堂(えんまどう)ろくろ役の花江夏樹さん、ヒロイン・化野紅緒(あだしの・べにお)役の潘めぐみさんのほか、芹澤優さん、浪川大輔さん、諏訪部順一さんら声優陣が登場した。
「双星の陰陽師」は、アニメ化もされたマンガ「貧乏神が!」の助野さんのマンガで、2013年11月から「ジャンプSQ.」(集英社)で連載中。陰陽師の夫婦に与えられる“双星”の称号を得た主人公・ろくろとヒロイン・紅緒が、異世界の化け物・ケガレと戦う姿が描かれている。アニメは「おそ松さん」などのstudioぴえろが制作している。テレビ東京系で毎週水曜午後6時25分に放送。
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