orange:劇場版アニメが11月18日に公開 原作者の描き下ろしエピソードも

「orange -未来-」のビジュアル(C)高野苺・双葉社/orange製作委員会
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「orange -未来-」のビジュアル(C)高野苺・双葉社/orange製作委員会

 高野苺さんのマンガが原作のテレビアニメ「orange」の劇場版「orange -未来-」が製作され、11月18日に公開されることが26日、分かった。劇場版は、テレビアニメの名場面、高野さんの描き下ろしの新作エピソードで構成され、これまで触れられなかった“物語のその後”も描かれる。男性デュオ「コブクロ」の「未来」が主題歌となる。25日深夜に放送されたテレビアニメの最終回で発表された。

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 高野さんは「今回描き下ろしたこのお話は、元々連載第1話の時に考えていた最終話のエピソードでしたが、須和(弘人の)目線で描きたかったので、最終話では描かずにしまっていたものでした。この話は26歳の須和たちが見られなかった未来で、手紙が届いた菜穂たちの未来は、26歳の須和にとっても新しい未来であること、そして主題歌『未来』を聴きながら描いていたのですが、歌詞が、翔と菜穂を見守る須和の姿と重なり、すごくぴったりだと改めて思い、サブタイトルは『未来』しかないと思いました。それぞれが、好きな人を大切にしてできあがった“未来”を見てください」とコメントを寄せている。

 「orange」は、高野苺さんの人気マンガ。2012年に「別冊マーガレット」(集英社)で連載がスタートし、その後「月刊アクション」(双葉社)に移籍し、15年8月まで連載された。長野県松本市を舞台に、高校2年の春に10年後の自分から手紙を受け取った主人公・高宮菜穂が、10年後の“後悔”を繰り返さないために行動する……という青春ラブストーリー。コミックスの累計発行部数は470万部以上を誇る。女優の土屋太鳳さん主演で実写映画化もされ、ヒットした。

 テレビアニメは、花澤香菜さんが菜穂を演じたほか、山下誠一郎さんや古川慎さん、高森奈津美さんらが声優として出演し、7月からTOKYO MXほかで放送された。

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