1999年の「デジモンアドベンチャー」以来続いてきた「デジモン」シリーズの系譜を継ぐテレビアニメ「デジモンユニバース アプリモンスターズ」が1日、スタートする。今や世界中の人々が使っているスマホアプリがテーマで、バンダイから玩具が発売されるほか、ゲームやマンガなどさまざまなメディアミックスも展開される。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　アニメは、無数のスマホアプリの中には人工知能が組み込まれた生命体・アプリモンスター（通称・アプモン）が潜んでいた……という設定。中学1年生の少年・新海ハルは選ばれし人間だけが扱えるアプリドライブを手に入れ、検索アプリのアプモン・ガッチモンと出会う。ガッチモンによると、凶悪な人工知能・リヴァイアサンが“とんでもないこと”をたくらんでいるという。日々、自分が脇役っぽいと感じていたハルは、初めて大きな一歩を踏み出すことになる。

　ガッチモンとペアリングしてバディーとなったハルは、アプリドライブによってガッチモンを実体化させ、敵のアプモンに立ち向かう。ハルはほかのアプモンの力を借りるアプリンクや、新たなアプモンに進化するアプ合体を駆使して強敵たちと戦い、ネットの海に潜む人工知能について知っていくことになる。ハルが仲間と共に現実と向き合い、人生の選択をしていくドラマが注目される。

　「きんいろモザイク」などの内山夕実さんがハル、「ハートキャッチプリキュア！」などの菊池こころさんがガッチモンを演じるほか、高木渉さん、庄司宇芽香さん、古城門志帆さん、豊永利行さんらが声優として出演。「デジモンアドベンチャー」などと同じく東映アニメーションがアニメを制作する。放送はテレビ東京ほか。