注目アニメ紹介:「タイムボカン24」 レベルファイブ参加の新作 真歴史を探る

「タイムボカン24」のビジュアル(C)タツノコプロ・読売テレビ
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「タイムボカン24」のビジュアル(C)タツノコプロ・読売テレビ

 1975年から放送されたテレビアニメ「タイムボカン」シリーズの最新作「タイムボカン24」が読売テレビ・日本テレビ系で1日にスタートする。「妖怪ウォッチ」を生んだ「レベルファイブ」の企画協力、キャラクター・メカ原案を手がけ、日野晃博社長がクリエーティブプロデューサーとして参加し、世界観も現代版に刷新。「ヤッターマン」からシリーズのメカデザインを担当し、「機動戦士ガンダム」でも知られる大河原邦男さんが敵メカのデザインを手がけることも話題になっている。

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 主人公のトキオは、現代の東京に住む中学2年生。トキオは、いきなり24世紀の組織・時空管理局(JKK)の隊員に任命され、驚きの事実を知らされる。実は教科書に書かれている歴史はすべてウソで、過去には真実の歴史(真歴史)が眠っているという。例えば、絶世の美女といわれたクレオパトラは、本当はクレ夫とパトラという漫才師だったり、正義の味方・桃太郎は、本当は鬼よりも鬼な男だったという。

 トキオはJKKの隊員のカレンと共に、24機ものボカンメカを駆使しながら、真歴史を探すことになる。トキオたちの前に立ちはだかるのが、同シリーズでおなじみの“三悪”のアクダーマトリオで、世界最大の教科書会社ヒストリーパラダイス社に雇われ、教科書通りの歴史を守るためにこき使われているビマージョ、ツブヤッキー、スズッキーが登場する。リーダーで年齢不詳のビマージョ、メカニック担当でネットでつぶやくのが趣味のツブヤッキー、怪力だけが取りえの見習い社員のスズッキーといずれも個性的。アクダーマのボス・オヤダーマも登場する。

 「学戦都市アスタリスク」などの若山晃久さんがトキオ、「僕だけがいない街」などの鬼頭明里さんがカレンの声優を務め、“三悪”は、「夜ノヤッターマン」などと同じく、喜多村英梨さん、平田広明さん、三宅健太さん担当。「夜ノヤッターマン」にも出演したものまねタレントのホリさんがオヤダーマを演じる。「タイムボカン」シリーズや「プリパラ」などのタツノコプロがアニメを制作する。

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