注目アニメ紹介:「終末のイゼッタ」 魔女の末裔の少女が大国に立ち向かう 吉野弘幸脚本のオリジナルアニメ

「終末のイゼッタ」のビジュアル(C)終末のイゼッタ製作委員会
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「終末のイゼッタ」のビジュアル(C)終末のイゼッタ製作委員会

 1940年代の架空のヨーロッパが舞台のオリジナルアニメ「終末のイゼッタ」が、1日から順次、スタートする。「舞-HiME」などの吉野弘幸さんがシリーズ構成と脚本、「忍たま乱太郎」などを手がけた藤森雅也さんが監督を務め、魔女の一族の末裔(まつえい)の少女と小国の人々が大国と戦う姿を描く。

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 西暦1939年、帝国主義国家のゲルマニア帝国は突如、隣国に侵攻を開始した。それをきっかけに、戦火が一気に欧州全域に広がり、時代は大戦の渦に巻き込まれていく。1940年、ゲルマニアはその矛先を、美しい水と緑に恵まれたアルプスの小国・エイルシュタット公国に向けようとする。

 主人公のイゼッタは先祖代々、不思議な力を受け継いできた魔女の一族の末裔。手で触れたものに魔力を付与して自在に操れる力を隠すため、幼いころから祖母と共に欧州各地を転々としていた。エイルシュタットの元首ルドルフ3世の一人娘で、聡明で心優しい人柄が臣下や国民から慕われている少女・フィーネも登場。病の父に代わりゲルマニアの侵攻に備えて奔走していたフィーネとイゼッタが出会い、公国の人たちも力を合わせ、ゲルマニアの侵攻に立ち向かうことになる。戦車などの兵器の描写や戦闘シーンも見どころの一つになりそうだ。

 「プリパラ」などの茜屋日海夏さんがイゼッタ、「魔法つかいプリキュア!」などの早見沙織さんがフィーネを演じるほか、内田彩さん、東山奈央さん、花澤香菜さん、諏訪部順一さんらが声優として出演。「ドラえもん」「まんが日本昔ばなし」などを手がけてきた亜細亜堂がアニメを制作する。放送はTOKYO MX、サンテレビ、BS11ほか。

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