来週のべっぴんさん:第3週「とにかく前に」 すみれ、生き抜くため手芸品を販売 あの朝ドラヒロインも登場

潔(高良健吾さん)から「自分の手で仕事して、自分の足で生きるんや」と言われるすみれ(芳根京子さん) (C)NHK
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潔(高良健吾さん)から「自分の手で仕事して、自分の足で生きるんや」と言われるすみれ(芳根京子さん) (C)NHK

 芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説朝ドラ)「べっぴんさん」は17日から第3週「とにかく前に」に入る。疎開先から神戸に戻って夫・紀夫(永山絢斗さん)の帰りを待つことにした、すみれ(芳根さん)は、戦後の混乱を生き抜くため、麻田(市村正親さん)の店の一角で、手作りの手芸品の販売を開始する……。

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 「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後の焼け跡の中、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれる。

 第2週「しあわせの形」では、思いを寄せていた幼なじみの潔(高良健吾さん)が、姉のゆり(蓮佛美沙子さん)と結婚することになり、すみれは失恋。それでも、潔とゆりの結婚式で、祖母のトク子(中村玉緒さん)から父・五十八(生瀬勝久さん)と母・はな(菅野美穂さん)の苦労話を聞いたすみれは、坂東家への思いを強くし、父からの縁談をすぐに承諾。その相手は幼なじみの紀夫だった。そして、すみれは紀夫と結婚、程なく妊娠、女の子を出産し、「さくら」と名付ける。だが、戦況が悪化し、すみれは姉とともに近江の坂東本家に疎開する……という急展開だった。

 第3週「とにかく前に」では、米軍による本土空襲によって神戸の家を失ったすみれは、疎開先の近江で姉のゆりとつらい生活を送っていた。義兄の潔が戦地から帰ってきたことをきっかけに、神戸に戻って夫の紀夫を待つことにしたすみれだったが、戦後の混乱期で預金をおろすことも制限され、生活は困窮していく。持っているものを売ってしのごうとするが、潔に「これからは自分で仕事をして自分の力で生き抜かねばならない」と諭される。新しい道を模索したすみれは、幼い頃からなじみの靴屋・麻田(市村さん)の店の一角で、手作りの手芸品の販売を開始する……というストーリー。

 すみれが子供服作りを始めるきっかけを作る、妊婦の外国人女性役で、2014年後期の朝ドラ「マッサン」でヒロインを務めた米女優のシャーロット・ケイト・フォックスさんも登場する。

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