BOYS AND MEN:メンバーに聞く<3> 土田拓海 いじられキャラ「今は気持ちいい」

映画「BOYS AND MEN ~One For All,All For One~」について語った土田拓海さん
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映画「BOYS AND MEN ~One For All,All For One~」について語った土田拓海さん

 東海エリア発の男性10人組ユニット「BOYS AND MEN」(ボイメン)の映画「BOYS AND MEN ~One For All,All For One~」(植田尚監督)が29日に公開される。2010年に結成された同ユニットの歴史を、フィクションとノンフィクションを織り交ぜて仕立てた青春ストーリーで、ボイメンのメンバーが自分自身を演じている。メンバーに同作への思いや今後の目標などを聞いた。第3回は土田拓海さん。全10回。

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 映画は、メンバー10人が「ボイメンハウス」と呼ばれる合宿所で同居しているという設定。合宿所での日常や、それぞれの問題や課題に直面しながらも、グループや個人として輝こうと奮闘する姿が描かれる。

 土田さんの役どころは「リアルが8割、フィクションが2割ぐらい」。「服装とか、飲み物はほとんどリアル。しゃべっている感じの雰囲気とか、空気感もリアルですね。ただ劇中では、(メンバーの)平松(賢人)、勇翔(ゆうひ)、土田がワンセットになって3人でいることが多いんですけど、そこはフィクションかな」といい、「仲良くないんで。ふふふ」とちゃめっ気たっぷりに話す。

 結成からこれまでで成長したことを聞くと、「僕、いじられキャラなんですけど、いじられることを認めた瞬間ですね」と即答。「本当にイヤだったんですよ。なんでこんなにいじられなきゃいけないんだろうって。メンバーが全員男だから、けっこう(強く)くるんです。最初は気にしていたりとか、ちょっと言われたら、『はあ?』となって(頭にきて)いたんですけど、それをすんなり受け入れられた瞬間ですかね」と振り返る。そんないじりも今では「気持ちいいです」と変化を明かし、「それが“おいしい”と思えるようになりました」と笑顔を見せた。

 映画については「僕たち1人1人にいろいろな物語があって、それを見てもらうことで、同じように夢に向かっていて悩んでいる人に共感してもらえると思う。頑張っている人の背中を押せたら」と語り、結成10周年を迎える20年までに「(東京)オリンピックのテーマソングを歌えるようなグループになっていたい」と目標を掲げた。

 <プロフィル>

 つちだ・たくみ。1991年6月15日生まれ。愛知県出身。生放送情報番組「ゴゴスマ」(CBC・TBSほか)のボイメンのコーナー「ボイメンクエスト」などに出演している。

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