東海エリア発の男性10人組ユニット「BOYS AND MEN」(ボイメン)の映画「BOYS AND MEN ~One For All,All For One~」(植田尚監督)が29日に公開される。2010年に結成された同ユニットの歴史を、フィクションとノンフィクションを織り交ぜて仕立てた青春ストーリーで、ボイメンのメンバーが自分自身を演じている。メンバーに同作への思いや今後の目標などを聞いた。第1回は小林豊さん。全10回。
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ボイメンのオリジナル映画を「活動初期から夢見ていた」という小林さん。映画ではメンバー10人が「ボイメンハウス」で共同生活をし、小林さんが料理の腕を振るうシーンなどが登場。グループ活動かソロ活動かの選択を迫られるシリアスな場面もある。
自身の役どころはフィクションとノンフィクションが「五分五分」。「現実にグループ活動かソロ活動かを選ばなければならないとすれば」と聞くと、「そっち(ソロ)を断りますね。今あるグループを捨てて、行こうとは思わないです」とさらりと答える。
同作には渡辺いっけいさん、いとうまい子さん、尾美としのりさん、石丸謙二郎さんらも出演。石丸さんからは「地元を大切に、必ず名古屋を代表するチームになるんだよ。これからの活躍を楽しみにしている」という言葉をかけられたといい、「改めて名古屋を代表するチームになると覚悟を決めた」と明かす。
グループは、20年に結成10周年を迎える。「(映画は)長いようで短かった、ボイメンのこれまでがぎゅっと詰まっている自信作。僕たちはこれからも真っすぐ、がむしゃらに走ります」と語る小林さん。「10周年までには、ずっと願っているナゴヤドームでのライブをやっていたいですね」と力を込めた。
<プロフィル>
こばやし・ゆたか。1989年3月19日生まれ。滋賀県出身。2013年の特撮ドラマ「仮面ライダー鎧武/ガイム」(テレビ朝日系)で駆紋戒斗/仮面ライダーバロンを演じた。製菓衛生師免許を持ち、料理も得意で「ニュース シブ5時」(NHK総合、月~金曜午後4時50分)の自身の料理コーナー「ゆーちゃむのGO!GO!キッチン」などに出演している。
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