精霊の守り人：平幹二朗さん急死もシーズン2は「そのまま放送」　NHKは追悼番組検討

　NHKの木田幸紀放送総局長は24日、東京・渋谷の同局で行われた会見で、ドラマ「精霊の守（も）り人」に出演している俳優の平幹二朗さんの急死について「あまりに突然で驚いているし、残念」と話し、すでに収録を終えているドラマのシーズン2については「そのまま放送する予定」と語った。

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　また木田放送総局長はシーズン3に向けては「重要な役柄で（出演）と聞いていたので、なんらかの対応は必要」と説明。また追悼番組についても「NHKにもたくさん出演いただいてきた。何らかのもの、（出演番組の）再放送になるのか分かりませんが検討している」と話していた。

　「精霊の守り人」は、「鹿の王」で第12回本屋大賞を受賞した上橋菜穂子さんの小説「守り人」シリーズ全巻を、女優の綾瀬はるかさん主演で、2016年春から3シーズンにわたって全22話で映像化する“大河ファンタジー”。短槍（たんそう）使いの女用心棒バルサと新ヨゴ皇国の皇子チャグムとの冒険を描く。平さんは、藤原竜也さん演じる新ヨゴ国の君主でチャグムの父・帝（みかど）を補佐する聖導師役で出演していた。シーズン2は17年1月に放送される。