米倉涼子さん主演の「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第5話が10日、放送される。第5話では、画期的な論文作成に躍起になる内科の主導で、抗がん剤と免疫療法を併用した新しい外科手術が行われることになるが、大門未知子(米倉さん)が血相を変える事態が発生。一方、医局ではワンマンぶりが加速する病院長・蛭間(西田敏行さん)への反感が強まり、孤立の一途をたどる。そんな蛭間を救おうと、かつての腹心・海老名敬(遠藤憲一さん)が金沢から駆けつけるが……という展開だ。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
「ドクターX」は、「私、失敗しないので」の名ゼリフでおなじみの、米倉さん演じるフリーランスの天才外科医・大門未知子を通して医療現場を描いた人気ドラマ。今回は2014年の第3シリーズ以来、2年ぶりの連続ドラマとなる第4シリーズで、未知子が宿敵・蛭間率いる国内最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に新たな戦いに挑む姿を描いている。
第5話では、格下の大学病院による研究論文がアメリカの医学雑誌に取り上げられ、世界の注目を浴び、蛭間は悔しさのあまり、「前進あるのみ!」と医師たちに論文を書くよう強要。しかし、症例報告が必要のため、医師たちは休む間もなく手術を強いられる。「論文の手伝いはいたしません」という、三度の飯より手術が好きな未知子は目を輝かせるが、医師や看護師たちは疲弊していく。
そんな中、内科部長・黄川田高之(生瀬勝久さん)の部下、赤井富夫(長谷川朝晴さん)が斬新な論文を提案。症例に合った膵臓がんの患者・五島哲夫(土屋佑壱さん)が、静岡の分院から転院するが、この手術が「東帝大」ブランドを奈落の底に落としかねない“最悪の事態”を招く。命を救うのは、オペか論文か……。論文盗用疑惑も加わり、さらには未知子が血相を変える“あってはならない不始末”までもが発覚。一方、医局の反発を買った蛭間を救おうと、かつての腹心・海老名が金沢から駆けつけるが……。
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