小池百合子都知事：ピカチュウにご満悦？　マンガ、アニメは「日本のキラーコンテンツ」

　小池百合子東京都知事が15日、「第29回2016小学館DIMEトレンド大賞」の今年設けられた「DIME創刊30周年記念トップリーダー賞」に選ばれ、東京都内で行われた贈賞式に出席した。小池都知事は、大賞に選ばれた「ポケモンGO」は自身が“ガラケー”のためプレーしたことがないとしたが、一緒に壇上にのぼったピカチュウについて聞かれると「マンガ、アニメというのは日本のキラーコンテンツだと思います」とにっこり。2020年開催の東京五輪に向け、「アスリートのみなさんの実力と一緒に、盛り立てていただければと思います」と語った。

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　贈賞式後に行われた会見には、「話題の人物賞」に選ばれた女子レスリングの吉田沙保里選手と出席。賞にちなんで、リーダーとしてのアドバイスを求められると小池都知事は「自信を持って、新しい世界を作るんだという気持ちで頑張っていただきたいと思います」と吉田選手にアドバイス。コーチ兼任で東京五輪を目指すことを表明している吉田選手は「コーチとしてやらなきゃいけないことはありますが、オリンピックはなかなか日本でやれないと思うので、本当に出たいという気持ちがある。出れるかどうか分からないけど、若い子たちと一緒に目指していけたらと思っています」と意気込みを語った。

　「小学館DIMEトレンド大賞」は、小学館の情報誌「DIME」が、ビジネスからエンターテインメントまで、その年のトレンドを映し出す注目商品、ヒット商品、先見性のある商品などに贈る賞。29回目の今年は大ブームを巻き起こした「ポケットモンスター」のゲームアプリ「ポケモンGO」が大賞に選ばれた。「話題の人物賞」には吉田選手と大ヒット中の劇場版アニメ「君の名は。」の新海誠監督が選ばれた。