機動戦士ガンダム:「サンダーボルト」のアニメ第2シーズン制作決定 太田垣康男「内心期待していた」

アニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の第2シーズンから登場する「アトラスガンダム」のティザーカット (c)創通・サンライズ
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アニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の第2シーズンから登場する「アトラスガンダム」のティザーカット (c)創通・サンライズ

 アニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の第2シーズン制作が18日、明らかになった。原作マンガを手掛けた太田垣康男さんは「劇場やSNSで熱い反応をいただいていたので、実は内心期待していました」とコメントしている。

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 「機動戦士ガンダム サンダーボルト」は、マンガ「MOONLIGHT MILE」などで知られる太田垣さんのマンガ。小学館のマンガ誌「ビッグコミックスペリオール」で2012年から連載を始めた。シリーズ初代の「機動戦士ガンダム」で描かれた「一年戦争」を舞台に、戦争によって破壊されたスペースコロニーや戦艦の残骸(ざんがい)が大量に舞う“サンダーボルト宙域”の奪還を目指す地球連邦軍とジオン公国軍による激しい戦いが繰り広げられている……というストーリー。第1シーズンは全4話で有料配信された。

 ◇マンガ原作・デザイン:太田垣康男さん

 続編決定のしらせを聞いたときは「やっぱりきたか!」と思いました。自分自身ももちろんやってほしいと思っていましたし、劇場やSNSで熱い反応をいただいていたので、実は内心期待していました。続編決定はファンの皆さんの応援のおかげです。マンガはアニメスタッフへの挑戦状のつもりで描いていたので、アニメスタッフが提示してくれるアンサーをまた見ることができるのが僕自身もとても楽しみです。長年のガンダムファンはもちろん、しばらくガンダムから離れていた方々にもすんなり入れる作品になっていると思いますので、ぜひ見て、楽しんでください。そして引き続きの応援をよろしくお願いします!

 ◇監督・脚本:松尾衡さん

 続きを作れるとは思っておらず、前の4話で終わるつもりで作っていたので、続編決定のしらせを聞いたときはボーナスをもらったような気持ちでした。ただ、いざ続編を作ることになってマンガ原作の続きをより詳細に読んだら、物語の構成がそれまでとはがらりと変わっていて難題がたくさんあったので、大きなプレッシャーを感じていました。構成を作るのは大変でしたが、悩んだ分ファンの皆さんには喜んでいただける、満足いくものが作れていると思います。ファンの皆さんが買ってくれたから続きを作ることができました、ありがとうございます! またお付き合いください。前よりも登場人物も増えて、いろんな展開が見られると思うので、引き続き楽しみにしていてください。

 ◇イオ・フレミング役:中村悠一さん

 以前「サンダーボルト」の舞台あいさつで実際に観客の皆さんにお会いしたとき、男性にも女性にも多くいらしていただいていて、とても満足した表情をしていただけていたので「続編ができたらいいな」と思っていました。お陰さまでこんなに早く続編が決定しました。ありがとうございます。僕自身が「ガンダム」シリーズのファンで、「サンダーボルト」の完成したフィルムを見たときすごく楽しく、満足させていただいたので、この続きを1人のファンとしてもとても期待しています。これまでと比較して大規模戦闘ではない若干地味な戦闘シーンが増えると思いますが、それはまた違う魅力として楽しんでいただければと思います。「ガンダム」シリーズファンの方にも、「サンダーボルト」ファンの方にも満足してもらえるものになると思っていますので、引き続き応援よろしくお願いします。

 ◇ダリル・ローレンツ役:木村良平さん

 前作がすごく面白くて、イベント上映の際に舞台あいさつでいろいろなところに行ったときも観客の皆さんがすごく楽しんでくださったという手応えが感じられたので、きっと続きがやれるのではないかなと思ってはいましたが、まさかこんなに早くできるとは思っていなかったのでうれしい驚きでした。マンガ原作ではこのあと登場人物も増えて、モビルスーツも増えて、広がりを見せていくのが見どころです。ダリルの見せ場もあるので収録もとても楽しみですし、完成を皆さんと同じく楽しみに待ちたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

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