映画興行成績:公開13週目の「君の名は。」が首位 累計興収は189億突破「もののけ姫」に迫る

劇場版アニメ「君の名は。」のビジュアル (C)2016「君の名は。」製作委員会
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劇場版アニメ「君の名は。」のビジュアル (C)2016「君の名は。」製作委員会

 21日に発表された19、20日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、公開13週目に入った大ヒット中の劇場版アニメ「君の名は。」(新海誠監督)が首位を獲得した。同作は「デスノート」シリーズの最新作「デスノート Light up the NEW world」(佐藤信介監督)から首位を奪還してから3週連続の1位。週末の動員数は19万1000人、興行収入は2億5400万円と好調を維持している。また、累計興行収入は189億8000万円となり、国内の歴代興行収入ランキングでは6位の「もののけ姫」(宮崎駿監督)の193億円に迫っている。

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 2位は俳優の小栗旬さんが主演し、巴亮介さんのサスペンスマンガを映画化した「ミュージアム」(大友啓史監督)がランクイン。3位は米俳優トム・クルーズさん主演の映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」(エドワード・ズウィック監督)だった。

 5位は初登場作品で、俳優の松山ケンイチさんがかつて実在した伝説のプロ棋士・村山聖九段を演じている「聖の青春」(森義隆監督)が入った。大崎善生さんの同名ノンフィクション小説が原作で、「東の羽生、西の村山」と称されるほどの実力を誇りながら、難病のため29歳の若さで亡くなった村山九段の生涯を描いている。このほか初登場作品では、9位に「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインや作画を担当した安彦良和さんの同名マンガを基に描くアニメシリーズ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の第4話「運命の前夜」がランクインしている。

 1位 君の名は。

 2位 ミュージアム

 3位 ジャック・リーチャー NEVER GO BACK

 4位 デスノート Light up the NEW world

 5位 聖の青春

 6位 インフェルノ

 7位 溺れるナイフ

 8位 映画 魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!

 9位 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 4 運命の前夜

 10位 この世界の片隅に

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