U．M．U アワード：ご当地アイドル日本一に福島・いわき市の「アイくるガールズ」　3度目の正直で頂点に

　ご当地アイドル日本一を決めるコンテスト「U．M．U アワード 2016」の決勝大会が27日、東京都内で開催され、福島県いわき市を拠点に活動する8人組「アイくるガールズ」が優勝した。「アイくるガールズ」が同コンテストの決勝大会に出場するのは2013、14年に続いて3度目。優勝が告げられると、メンバーは泣き崩れるようにステージ上に座り込んだ。決勝後の会見でリーダー・りおっちさんは「U．M．U アワードは自分たちにとって大切な大会の一つ。出るか出ないか迷ったこともあったけど、出てよかった。一人でも多くの人にいわきに来てもらって、いわきを好きになってもらえたら」と郷土愛をアピールした。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　「アイくるガールズ」は、11年の東日本大震災で大きな被害を受けた福島県いわき市から笑顔と元気を届けることを目的に13年に結成された8人組アイドルユニット。メンバーのあかりんさんはユニットから卒業することが決まっており、現在のメンバーで「U．M．U アワード」に出場するのは最後。あかりんさんは「最後に大きな思い出ができました」と感慨深げに語っていた。

　「U．M．U アワード」は、全国各地のローカルアイドルの日本一を決定するコンテストで、今年で6回目を迎えた。史上最多66組が参加し、決勝大会には15組が出場。2位には中国・四国エリア代表の「山口活性学園」、3位には九州・沖縄エリア推薦枠の「くるーず～CRUiSE！」が選ばれた。