俳優の溝端淳平さんが27日、東京都内で行われた女性誌「JUNON(ジュノン)」(主婦と生活社)の美男子コンテスト「第29回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の最終選考会に審査員として出席。2006年に17歳で同コンテストに出場しグランプリを獲得した経験を持つ溝端さんは、「僕らのときは田舎くさい男が集まるコンテストだったのに、みんなスタイリッシュでかっこよくて謙虚で。完成度が高い」と感想を語り、今回グランプリの押田岳さんには「周りの人がいなかったら続けられてなかった。見てくれている人は見てくれているので、その人たちへの恩返しとか……親とか家族、スタッフさんに感謝して、精いっぱい頑張れば息の長い俳優になれるんじゃないかな」とエールを送った。
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溝端さんは、同じく審査員として参加したフリーアナウンサーの田中みな実さんとコンテスト後の会見に登場。「最近好き」という和服姿を披露し、報道陣から「大御所」と呼ばれて苦笑いする場面も。溝端さんは「まだ27歳なんですけど、この(大)御所感というか……。田中さんにも、34歳ぐらいですか、と言われて」と嘆きつつ、押田さんには「熱意がある事務所がいいと思う。人で選ばないと。人生を任せていいなと思える人に」と“先輩”としてアドバイスを送っていた。
同コンテストは、「ジュノン」創刊15周年特別企画として1988年にスタートし、これまでに武田真治さん、伊藤英明さん、溝端淳平さん、菅田将暉さんらを輩出してきた男性タレントの登竜門的オーディション。芸能事務所などに所属していない12~22歳が応募条件で、29回目となる今年の応募総数は1万4210人。最終審査では、同コンテスト出身の溝端さん、田中さん、読者代表審査員50人らが審査員を務め、ファイナリスト12人が思い思いのパフォーマンスを行い、田中さんへの「愛の告白」審査にも挑戦した。会場には約500人の一般客も集まった。
準グランプリは兵庫県出身の大学2年の岡田龍太郎さん、審査員特別賞は福岡県出身の大学3年の副島和樹さん、CHEERZ賞は神奈川県出身の高校3年の青木弥彦さん、JUNON銀だこボーイ賞は神奈川県出身の専門学校3年の加藤玲大さん、明色美顔ボーイ賞は岡田さん、フォトジェニック賞は沖縄県出身の大学1年の鈴木一平さんが選ばれた。