北野武監督:「アウトレイジ 最終章」2017年公開へ シリーズ完結編「やっぱり俺の映画」

前作「アウトレイジ ビヨンド」に出演した(上段左から)松重豊さん、ビートたけしさん、西田敏行さん、塩見三省さん、(下段左から)中村育二さん、白竜さん、光石研さん、名高達男さん
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前作「アウトレイジ ビヨンド」に出演した(上段左から)松重豊さん、ビートたけしさん、西田敏行さん、塩見三省さん、(下段左から)中村育二さん、白竜さん、光石研さん、名高達男さん

 北野武監督の人気シリーズ完結編となる最新作「アウトレイジ 最終章」が、2017年に公開されることが明らかになった。18作目となる同作は、裏社会の男たちの抗争を描いた「アウトレイジ」(10年公開)、続編「アウトレイジ ビヨンド」(12年)に続くシリーズ第3弾で、北野監督は「シリーズ3作目でいろんなことを盛りだくさんにやっているけど、やっぱり俺の映画になっちゃうよな」とコメントしている。

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 最新作は「ビヨンド」のその後が描かれる予定。前作に続き、「大友組」元組長・大友役でビートたけしさん(北野監督)、関西最大の組織「花菱会」幹部・西野役で西田敏行さん、同・中田役で塩見三省さん、関東の組織「山王会」白山役で名高達男さん、五味役で光石研さん、組織を追う警察・平山役で中村育二さん、同・繁田役で松重豊さん、韓国大物フィクサーの側近・李役で白竜さんらが出演する。このほか、シリーズ初参戦となるキャストは後日発表される予定。

 森昌行プロデューサーは「北野映画の本流を感じさせる作品です。歯止めがきかない権力闘争の中で、憎しみや悲しみを描きながらも、エンターテインメントとして十分楽しめる娯楽作品に仕上がると思います」と手応えを語っている。

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