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5月8日(金)放送分
米プロバスケットボールリーグ(NBA)でオールスターに10度選出されるなど活躍し、マイケル・ジョーダンの最大のライバルといわれたクライド・ドレクスラーさんが、日本のプロバスケットボール「B.LEAGUE(Bリーグ)」2部の岩手ビッグブルズの応援大使に就任した。来日したドレクスラーさんに、現在のNBAへの思いなどを聞いた。
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――来日した理由は?
息子(アダム・ドレクスラー選手)が岩手ビッグブルズでプレーすることになったから、彼のプレーを見ようと思ってね。これまで日本の他の都市には何度か訪れたことがあるけど、皆フレンドリーだし、優しいし、素晴らしい国だ。いつも滞在を楽しんでいるから、初めての岩手がどういったところか見てみたかったのもある。
――現在のNBAは、よりペースが速くなって得点も増えています。チャンピオンリングを手にするために重要なことは?
1980、90年代は走るバスケットが多かった。ロサンゼルス・レイカーズやボストン・セルティックスは皆、走っていた。そうやって勝ってきたんだ。だから今走っていると言われてもそうは思わない。まだまだ戦術的なプレーが多いと思うよ。5対5のプレーが多いしね。ゴールデンステイト・ウォリアーズなんかは、すぐに外から打たれてしまうから、従来の5対5では太刀打ちできない。ヒューストン・ロケッツはどのチームよりもペースを上げれば成功するだろう。ただキャブス(クリーブランド・キャバリアーズ)を倒すのは難しいだろうね。レブロン・ジェームズはいまだ世界最高の選手だし、おそらくイースト(イースタン・カンファレンス)を勝ち上がってくるだろうね。
――イーストはキャブスが堅いですか?
おそらくね。レブロンと仲間たちは強いよ。トロント・ラプターズなんかも強くなるだろうけど、やはりレブロンが中心だろうね。ウエスト(ウエスタン・カンファレンス)は、ロケッツやロサンゼルス・クリッパーズが我々を驚かすかもしれないし、サンアントニオ・スパーズは常に強いチームだし、ウォリアーズ以外は実力が拮抗(きっこう)しているね。
――ウエストは、ウォリアーズとスパーズ、現時点ではどちらが一枚上手ですか?
現時点では誰も分からないし、気にしていないよ。5、6月になったらその話をすべきだ。この2チームはウエストの中心だし、倒すのは簡単ではない。ウエストを勝ち上がるのは1チームしかないから楽しみだし、シーズンを通して見ていきたいね。
――ファイナルに駒を進めるのは?
イーストはクリーブランド。ウエストはロケッツに勝ち上がってほしいね。ブレイザーズも気になるけど。後はどうでもいいや。
――ケビン・デュラント(KD)選手が移籍してウォリアーズがスーパーチームを形成したことに賛否両論ありますが。
意見はシンプルだよ。ウォリアーズは前人未到の73勝を成し遂げた。なぜ選手を入れ替えたのか。それはありえないことだ。KDは非常に素晴らしい選手だけど、73勝したチーム編成を変えることはしないね。実力もあって、ケミストリーも良く、チャンピオンだった。これ以上強くなるのか、と考えたらKDの獲得は失敗じゃないかと思う。
――ウォリアーズはやりすぎたと?
やりすぎたね。KDは良い選手だけど、2年契約で獲得する価値があったのか? これまでのチームだと7、8年はほぼ同じメンバーでプレーすることが可能だった。KDが優勝したいのは理解できるし、それは皆そうだけど、OKC(オクラホマシティー・サンダー)こそ彼のチームだと思っていたし、彼が残っていればリーグ最高のスターだっただろう。自分だったら移籍しなかっただろうし、どちらのチームも間違いを犯したと思うよ。個人的な意見としてね。
――ドレクスラーさんは史上最高の選手であるマイケル・ジョーダンさんと対戦してきましたが、ステフィン・カリー選手をはじめ、今NBAで活躍している選手たちをどうみていますか?
非常に素晴らしい選手たちだ。誰が史上最高の選手かという議論は多くなされてきたけど、個人的にはウィルト・チェンバレンだと思う。シーズン平均50得点は彼しかいないし、彼の存在がNBAのルールも変えてきた。カリーム・アブドゥル=ジャバー、オスカー・ロバートソン、Dr.J より優れた選手はいたか? 史上最高、と言われても多くの名前が出てくるよ。それぞれの時代で素晴らしい選手はいたからね、マジック・ジョンソンやラリー・バードより優れた選手がいたか? というように比較することはできない。
――今はシューター全盛の時代ですが、またセンター全盛の時代が来ると思いますか?
ヨーロッパではあまりポストアップしないから、外からのシュートを多用していた。時がたつにつれてポストアップすることが減っていった。自分はガードだったけどポストアップしていた。マジックもポストアップしていたし、そこから得点することが多かった。最も効果的な得点方法をやめている感じがある。ディフェンスされながらロングレンジばかり打つのはあまりよくわからない。今の時代の選手たちと我々が試合をしたら、効率を我々は非常に重視していたから、我々が大勝するだろう。年寄りの戯言(ざれごと)だけどね。
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2026年05月10日 12:00時点
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