このマンガがすごい!:2017年オトコ編首位は「カイジ」スピンオフ「中間管理録トネガワ」 オンナ編は「金の国 水の国」

「このマンガがすごい!2017」のオトコ編1位を受賞した「中間管理録トネガワ」(左)とオンナ編1位の「金の国 水の国」
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「このマンガがすごい!2017」のオトコ編1位を受賞した「中間管理録トネガワ」(左)とオンナ編1位の「金の国 水の国」

 宝島社がその年の人気マンガをランキング形式で発表するガイドブック「このマンガがすごい!2017」(宝島社)が10日発売され、オトコ編の1位は、人気マンガ「カイジ」シリーズのスピンオフ「中間管理録トネガワ」(講談社)、オンナ編の1位は、小学館漫画賞を受賞した「町でうわさの天狗の子」の作者・岩本ナオさんの「金の国 水の国」(小学館)だった。

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 「中間管理録トネガワ」は、「カイジ」シリーズの作者・福本伸行さんが協力しており、萩原天晴さん原作、橋本智広さんと三好智樹さんが作画を担当している。「カイジ」シリーズに登場する巨大企業「帝愛グループ」の幹部・利根川幸雄が、上司である会長の気まぐれや、部下の的外れな行動にに振り回され、中間管理職として苦悩する姿をコミカルに描いている。

 「金の国 水の国」は、敵対するA国とB国が、神様の仲裁を受けて、両国の友好のために国で一番美しい娘と一番賢い青年を送り合う約束をする。そんな中、A国の姫・サーラはB国の青年と偶然出会う……というファンタジー。

 「このマンガがすごい!」は、1996年にマンガのガイド本として誕生し、書店員やマンガに精通した著名人などが選出する注目のマンガ賞の一つとして知られている。今回は15年10月1日~16年9月30日にコミックスが発売された作品が選考対象。ガイドブックには、上位作品の解説や作者のインタビュー、トップ50のランキングが掲載されている。520円(税抜き)。

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