ちはやふる:ラッピング電車ツアーに瀬戸麻沙美&潘めぐみ 独占密着リポート

「ちはやふる」のラッピング電車ツアーに登場した(左から)99RadioServiceのHoriuchi Koheiさん、浅香守生監督、潘めぐみさん、中谷敏夫プロデューサー、瀬戸麻沙美さん
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「ちはやふる」のラッピング電車ツアーに登場した(左から)99RadioServiceのHoriuchi Koheiさん、浅香守生監督、潘めぐみさん、中谷敏夫プロデューサー、瀬戸麻沙美さん

 末次由紀さんの人気マンガ「ちはやふる」のラッピング電車を貸し切ったツアーイベント「京阪ラッピング電車ツアーinちはやふる号」が25日、大津市で開かれ、アニメ版で主人公の綾瀬千早を演じた瀬戸麻沙美さんらがはかま姿で登場。ツアーに参加したファンを前に出演者の裏話をしたほか、テーマ曲を歌って車内を盛り上げた。

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 「ちはやふる」は、末次さんが2007年から「BE・LOVE」(講談社)で連載中の人気マンガ。主人公の千早が、転校生の綿谷新との出会いを通じて競技かるたの魅力に目覚め、幼なじみの真島太一らかるた部の個性的なメンバーたちとともにかるたに情熱を燃やす姿を描いている。アニメ版が11年、13年に放送されたほか、広瀬すずさんの実写映画も16年に2部作で公開され、続編の製作も発表されている。

 ツアーは、作品を通して“かるたの聖地・大津”の魅力を紹介する“聖地巡礼”イベントの一環。京阪電鉄のラッピング電車「ちはやふる号」で、京津線四宮駅から石山坂本線石山寺駅を経由。“かるたの甲子園”近江神宮前駅を通過してから終点の坂本駅へ向かう約1時間半のイベントで、2回で約100人のファンが参加した。

 「ちはやふる号」は、はかま姿の瀬戸さんの「出発進行!」のアナウンスでスタート。瀬戸さんや花野菫役の潘めぐみさんが出演者のエピソードを明かしたほか、「99Radio Service」のKoheiさんがテーマ曲の「YOUTHFUL」「STAR」を披露。Koheiさんは車内をめぐって参加者一人一人と握手した。クリスマスということで、アニメ版の浅香守生監督はサンタクロース、日本テレビの中谷敏夫プロデューサーはトナカイの格好で参加して盛り上げた。また、千早役の瀬戸さん、太一役の宮野真守さん、新役の細谷佳正さんが新たに録(と)り下ろした石山坂本線のオリジナル車内アナウンスも初披露された。

 さらに、出演者らのサイン入りグッズが抽選でプレゼントされたほか、作画監督の濱田邦彦さん直筆のイラスト色紙をめぐるじゃんけん大会も開かれ、サンタ姿の浅香監督がプレゼントを手渡した。最後は瀬戸さんがエンディング曲の「そしていま」「茜空」を、通常のマイクではなく車内マイクを使って歌い上げ、バスガイドのものまねまで披露して参加者を笑わせた。

 イベントの終わりにKoheiさんは、「また大津の皆さんと仲良くなれたような気がしました。ずっとこういうイベントが続いていければ」とあいさつ。潘さんは「たくさんのキャストのみなさんにも今後来てほしいと思うので、みなさんでこのラッピング電車を愛していってほしい」と呼びかけた。瀬戸さんも「次は宮野さんや細谷さんも参加して、ちはやふるでまた新しいことにチャレンジできれば」と意気込みを語っていた。 

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