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草刈正雄:「真田丸」後初ドラマは「びびっときた」 “昌幸”の1年も回顧

テレビ
「プレミアムよるドラマ 幕末グルメ ブシメシ!」に出演する草刈正雄さん=NHK提供

 俳優の草刈正雄さんが出演するNHKの連続ドラマ「プレミアムよるドラマ 幕末グルメ ブシメシ!」が10日から放送される。幕末の江戸が舞台で、食事をテーマに瀬戸康史さん演じる主人公の酒田伴四郎が問題を解決していく姿を描いた“ほのぼの時代劇”。草刈さんは、伴四郎がひょんなことで知り合い、深く関わることになる高野藩藩主・松平茂照を演じる。真田昌幸役で人気を集めたNHK大河ドラマ「真田丸」以降、初のドラマ出演となる草刈さんに、今回の役への思いや「真田丸」を終えた今の心境などを聞いた。

 オファー受け「びびっときた」 昨年は「最高の1年」

 ドラマは、土山しげるさんの幕末を舞台にしたグルメマンガ「勤番グルメ ブシメシ!」(リイド社)が原作。幕末の江戸が舞台で、マイペースで気の弱い勤番武士・酒田伴四郎(瀬戸さん)が、妻のすず(三吉彩花さん)が荷籠(にかご)に忍ばせた献立で人々の悩みを解決していく1話完結の時代劇。第1回は、おじ・平三(平田満さん)が殿(草刈さん)に献上した干物がもとで起こった騒動を収めるため、伴四郎は殿に料理を作ることになる。料理はからきしダメだったが、妻の献立がピンチを救うことに……というストーリー。

 草刈さんが演じるのは、家中を厳しく統率している改革派の殿、茂照。厳格な人となりに映るが、江戸の町をふらふらと歩くようなおちゃめな面ものぞかせる。こうした二面性について、草刈さんは「時代劇の定番なんですよね。殿様と下町のお兄ちゃん、みたいなの」と顔をほころばせ、「あれに僕、ちびのころからものすごく引かれていたんですよ。だから今回、これをやれるんだ、と思いましてね。思いっきり楽しんでます」と楽しげに語る。ちゃめっけのあるところは真田昌幸を彷彿(ほうふつ)とさせるが、草刈さんは「そのへんも楽しんでいますけどね」と笑う。

 昨年は破天荒な昌幸を演じ、話題を集めた。草刈さんは「40年以上役者やらせてもらってますけど、最高の1年でした、昨年は」と振り返る。「素晴らしい役をいただいたということ。愛情を感じますね。三谷(幸喜)さんの脚本には必ずそれがある、それぞれの役者さんを愛していますよね」と目を細め、「一緒に仕事できたのは本当に幸せ」とかみしめる。昌幸以降、初のドラマ出演。草刈さんは「おかげさまでたくさん台本(オファー)をいただいた」といい、同ドラマへの出演について「これがびびっときて、面白いと思ってやらせてもらいました」と明かす。

 吉田沙保里と対決!? 娘との親子共演は……

 今作は江戸の“グルメ”をテーマにした異色の時代劇。草刈さんは「幕末の料理っていうのが引かれるところがありますよね」とテーマの面白さを挙げ、「ひとりひとりのおいしそうな顔を丁寧に見せていく。あれが一番のテーマでしょうからね。面白いな、新しいなあと思いましたね」と思いを語る。時代は江戸、演じるのは昌幸のようには自由に動き回れない殿様だが、草刈さんは「芝居的に、立ち居振る舞いだとか、その辺は気をつけてやっています。でも、それも楽しもうとやっていますね」と面白そうに語る。

 共演する瀬戸さんの人柄についても、「ひょうひょうとした(人柄)ね、そこが好きですね」とチームワークの良さもうかがわせる。作中では、とり鍋店の常連客役で女子レスリングの吉田沙保里選手も出演しており、草刈さんともみ合いになるシーンも見どころだ。草刈さんは「(放送前の)1話を見たんですよ。女房も一緒に見ていて、僕が投げ飛ばされるところがすごくうれしいんでしょうね。ケタケタ笑って(笑い)。気持ちいいらしいです」と上機嫌でエピソードも披露する。

 今作では主人公や草刈さんが立ち寄るとり鍋やの店主の娘・お羽を娘の草刈麻有さんが演じており、親子共演にも注目が集まる。草刈さんは「最初のうちは家族と一緒に芝居やるのって抵抗ありましたけどね」と明かしつつも、「町娘は初めての役なので本人は楽しんでやってますね。そういうのをそばで見ていると楽しいですよね」と楽しげだ。最後に、娘へのアドバイスは?と聞かれると、「それを言うと怒られるからね、何も言わない」とおかしそうに笑顔をみせた。ドラマはBSプレミアムで10日から毎週火曜午後11時15分に放送。全8回。

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