女優の広瀬アリスさんが10日、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで行われた舞台「世界」の会見に登場。舞台初挑戦の広瀬さんは、風俗嬢のあずみを演じることについて「初舞台で分からないことだらけなので正面からぶつかっていこうという気持ちで稽古(けいこ)してきました。毎回、(ステージに立つと)緊張して手が震えてしまいます」と明かした。
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広瀬さんは、同舞台の作、演出を担当した赤堀雅秋さんと「稽古に入る前に世間話をさせていただき……」と明かし、「その時に私の何かを見て、あずみという人物像を描いてくださると勝手に思っていたら、風俗嬢だったので、何か……(笑い)」と明るい表情で、振り返っていた。
会見には、広瀬さん、赤堀さんのほか、風間杜夫さん、大倉孝二さん、早乙女太一さん、青木さやかさん、和田正人さん、福田転球さん、梅沢昌代さんも出席。風間さんは、「キャリアも出身も違うメンバーで、広瀬さんが一番年齢が若いのですが、刺激を受けています」と話していた。会見には同舞台に出演する鈴木砂羽さんも出席する予定だったが、体調不良のため、欠席した。
「世界」は、地方都市で町工場を営む家族を軸に、日常の中で起きる逃れられない小さな人間関係を描く。11~28日まで同所で、2月4、5日に森ノ宮ピロティホール(大阪市中央区)で上演される。