なんで私が神説教:ラストで“静”広瀬アリスの最後の“神説教”が炸裂 静の言葉と生徒たちとの絆に感動の声(ネタバレあり)

連続ドラマ「なんで私が神説教」最終第10話の一場面=日本テレビ提供
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連続ドラマ「なんで私が神説教」最終第10話の一場面=日本テレビ提供

 俳優の広瀬アリスさんが主演を務める連続ドラマ「なんで私が神説教」(日本テレビ系、土曜午後9時)の最終第10話が6月14日に放送された。「強制退学者リスト」の流出によって学校が臨時休校に追い込まれる中、全校集会で静(広瀬さん)が生徒たちに向けて“神説教”を炸裂(さくれつ)させる場面があり、SNSで反響を呼んだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 最終話は、静を陥れようとする生徒・脇坂(萩原護さん)によって「強制退学者リスト」が流出。学園に保護者やマスコミから説明を求める電話が殺到する。対応に追われる教員たちは、生徒たちを動揺させないために“知らぬ存ぜぬ”を押し通すことになり、静も気がとがめつつ、生徒たちの前でその場しのぎのウソを言ってしまう。

 ところが、事態はますます泥沼化。リストを作った森口(伊藤淳史さん)が脇坂の策略にハマってカメラの前で「この計画を立てたのは私だ」と自白してしまい、その動画がSNSにアップされて、世間は大騒ぎに。学校に報道陣が押しかけてくる。校長の京子(木村佳乃さん)が腹をくくり、全校集会で生徒たちに説明と謝罪をすると約束するが、自分の言葉で生徒たちに説明できない静はモヤモヤが晴れない。

 そんな中、脇坂が2年10組の教室に現れ、みんなの前でウソをついた静と学園を非難する。クラスの不安をあおり立て、教室はバラバラに。さらに京子が過労で倒れ、全校集会も延期に。名新学園は臨時休校に追い込まれてしまう。学校が危機を迎える中、静はかつて退学となった宮沢(吉田晴登さん)と偶然再会。宮沢は静の言葉に救われたといい、10組の生徒たちも静の言葉を待っていると激励する。

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 その後、2年10組の生徒全員が突然、教室にやって来る。驚きつつ、生徒たちから口々に語られる思いを受け止めた静は、教頭の新庄(小手伸也さん)に全校集会を開催したいと直訴し……と展開した。

 静の直訴で翌日、全校集会が開かれる。教師全員が見守る中、新庄はリストの存在を認めて謝罪するが、脇坂はスマートフォンで動画を撮りながら、他の教師たちには責任はないのかと追及する。すると突然、静が「黙れガキ!」と一喝。ステージに上がった静は脇坂に向かって「これから私が話すことをノーカットで拡散しなさい!」と語り、新庄の話したことが真実であり、他の教師は計画に抵抗し、退学者を出さないよう努力したと説明する。

 静は、証拠がないと迫る脇坂に「信じてもらうしかない」と言い、確証や根拠のない情報の中から真実を選ぶために大事なのは信頼だと語る。さらに「信頼とは人と人が互いに築き上げた『信じたい』という感情だと私は思う。情報じゃなくて人間を見るの!」「信頼があれば、何か困ったときにそれを信じることができる」と力説。

 なおも「じゃあ、10組のやつらはあんたを信頼しているっていうのか?」と言う脇坂に、静は「されていると思う。だって私は、これまで何度も何度も、あなたたちにお説教してきたから」と10組の生徒たちに語りかけ、「お説教で一番大事なのは、信頼関係です」と言い切る。そして、「私たち教師を信じてほしい」と言う静に、10組の生徒たちは口々に「先生を信じます」と応えた。

 SNSでは、静の説教と10組の生徒たちとの絆に、感動の声が続出。「感動した」「聞き入ってしまった」「大切なのは信頼。いいこと言うなあ」「心に響いた」「10組マジで最高」「10組との絆~大泣き」「10組の生徒の信頼関係が良すぎて」などのコメントが並んだ。

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