下剋上受験:阿部サダヲ主演ドラマの初回視聴率10.9% 中卒の父が娘の受験に奮闘

ドラマ「下剋上受験」第1話のシーンカット=TBS提供
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ドラマ「下剋上受験」第1話のシーンカット=TBS提供

 俳優の阿部サダヲさんが主演し、女優の深田恭子さんと夫婦役を演じる連続ドラマ「下剋上受験」(TBS系、金曜午後10時)の初回が13日、15分拡大版で放送され、平均視聴率は10.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 ドラマは、阿部さん、深田さん演じる中卒の夫婦が、偏差値41の娘とともに最難関中学への受験合格を目指し、小学5年の夏から中学受験に挑むまでの約1年半にわたる家族の挑戦を描く物語。桜井信一さんが実体験を基に書いた書籍(産経新聞出版)が原作。阿部さんは“中卒の学歴”に立ちふさがる“見えない天井”に何度もぶち当たり、娘に同じ思いをさせまいと奮闘する主人公・桜井信一を演じ、深田さんは信一の妻で、いつも明るく節約上手の元ギャルの専業主婦、香夏子を演じる。2人の娘で、最難関中学を受験することになる娘・佳織を、約250人の中からオーディションで選ばれた山田美紅羽(みくう)さんが演じている。

 第1話では、信一が佳織の中学受験を決意。中卒で下町の古い集合住宅に暮らす不動産業の熱血営業マン・桜井信一(阿部さん)は、新入社員で名門大学出身の楢崎哲也(風間俊介さん)に、いきなり高級物件の担当客を奪われ、学歴が与える将来への影響を感じ、娘・佳織(山田さん)に入塾テストを受けさせるも結果は最悪。落胆する佳織の姿を見た信一は、自分と佳織の二人三脚での中学受験を決意する……という展開だった。

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