こうの史代:「この世界の片隅に」作者の読み切りマンガ新作掲載 セリフなしで女子大生の日常描く

こうの史代さんのマンガ「ヒジヤマさんの永訣」のイラスト=コアミックス提供
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こうの史代さんのマンガ「ヒジヤマさんの永訣」のイラスト=コアミックス提供

 劇場版アニメが話題の「この世界の片隅に」や「夕凪の街 桜の国」などで知られるマンガ家・こうの史代さんの読み切り「ヒジヤマさんの永訣(えいけつ)」が、25日発売のマンガ誌「月刊コミックゼノン」(徳間書店)に掲載された。

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 読み切りは、ちょっとおっちょこちょいな女子美大生・ヒジヤマさんの日常を描いた「ヒジヤマさん」シリーズの新作。こうのさんが客員教授を務めている比治山大学の授業用として誕生したもので、セリフのない「サイレントマンガ」という手法を用いている。

 新作は13ページ。ヒジヤマさんがある葬儀に参列するという内容で、今回もセリフは使われていない。こうのさんが同誌で読み切りを描くのは、1年9カ月ぶりで、マンガの冒頭にも「お久しぶりです、ヒジヤマさん」と書かれている。

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