キンコン西野:絵本無料化の“炎上商法”批判に反論 「絶対謝らない」とブログ広告費全額寄付を表明

LINE LIVEで持論を語った西野亮廣さん
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LINE LIVEで持論を語った西野亮廣さん

 お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんが29日、動画配信サービス「LINE LIVE」の公式チャンネルの番組「Nj印」に出演。自身の絵本「えんとつ町のプペル」(幻冬舎)をネット上で無料公開したことに賛否の声が上がり、“炎上”していることについて「ブログを読み返して、雑な書き方だった」と反省しながらも、「絶対に謝らないと決めているので、謝りません」とコメント。“炎上商法”との批判について、自身のブログの広告収入をすべて被災地の子供たちの教育支援に全額寄付することを明らかにした。

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 西野さんはクラウドファンディングによって資金を集め、ネットを通じたクラウドソーシングで集めたクリエーター35人と昨年10月、ハロウィーンの街を舞台に、ゴミの怪物と少年が心の交流を描いた絵本「えんとつ町のプペル」を出版し、これまでに25万部の大ヒットを記録。しかし、小学生からの「2000円は高い」という声を受け、「『10万部売れるコト』よりも、『1億人が知っているコト』の方がはるかに価値があると考えます」として、ウェブ上で無料公開したものの、「クリエーターにしわ寄せが来る」などと批判がわき起こっていた。

 西野さんはこの日、読売テレビの西田二郎編成企画部長が配信するLINE LIVEの「Nj印」に出演。絵本無料化への否定的な声について、「友達に言われたら嫌だけど、スタッフが80~90人で動いているから、ネットで言われても反論できる」と語った。また、情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」で、フリーアナウンサーの宮根誠司さんが、無料化について「呼び水で買ってもらおうっていう戦略やろ。だまされたらアカン」と批判したことに、「テレビはいい。ミヤネ屋で特集されたらメッチャ売れた」と話しながらも、「炎上だとは思っていない。議論だと思っていた。すぐ『炎上』といわれるけど、愉快犯ではない」と反論。「だから、僕のブログの広告費(広告収入)、被災地の子供の教育を支援するNPOに全額寄付する」と宣言した。

 さらに、「テレビタレントは広告費で生活している。視聴者の課金でない。好感度が一番大事。でも僕は好感度がないから自分の活動、本やライブなどで直接お客さんからお金をもらえるようになって、その上でテレビとうまくやれるようになりたい」と持論を語った。今年の目標について、「絵本を100万部売って、映画にして、ディズニーを倒す」とぶち上げたが、西田さんから「ディズニーランドで個展を開けると言われたら?」と振られると、「ディズニーと一緒に吉本(興業)を倒す」とひょう変した。

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